修理・お手入れ

宮本ではお客様のご要望に応じて、
熟練の職人が神輿、太鼓、山車など様々な修理・修復を行います。
お客様がお持ちの品の状態について詳しく拝見し、
それぞれに合った復元・修復方法でご対応いたします。

太鼓・和太鼓の修理

古く、皮が緩んでしまったり、胴が傷んでしまった太鼓も、
張替や削り直しを行うことで永くお使い頂けるようになります。
特に張替は豊かな音色に定評のある宮本の皮を是非お試しください。

張替え

宮本で使用する皮は、昔ながらの糠を使った天然加工で、手間暇をかけて製作しています。そのため適度な油分が皮に残り、豊かな響きを生み出します。また薬品加工と異なり、皮の繊維を傷めないため、丈夫で長持ちするのも特徴です。

胴修理

宮本では、太鼓胴(木の部分)を手鉋で仕上げております。これは、木目を寝かせ、木の表面をなめらかに仕上げ、その木の持つ木目本来の美しさを最大限に引き出す為に行なう作業です。太鼓の曲面に均一に鉋がけをすることは非常に難しく、職人の腕の見せどころです。

歌口修理

歌口とは太鼓の縁部分のことを言います。
演奏時にバチで打つことが多いため傷みやすい部分でもあります。傷んだ部分だけを切断、補強、新たな歌口を取り付けます。緩やかに湾曲した太鼓胴ですが、光も通さないほどに隙間なく合わせることで皮張りに耐えうる強度を復元します。

締太鼓・小鼓などの修理

締太鼓や小鼓の糸切れ修理も承ります。
小鼓の修理は十六切れ、千とじ縫い直し、漆の塗り替え、金箔押しまで全て承ります。是非お問い合わせ下さい。

その他太鼓の修理

獅子太鼓や郷土芸能で使用される珍しい太鼓の修理も承りますので是非一度お問い合わせ下さい。

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神輿の修理

神輿師によって製作された神輿は定期的な修理を行うことで永くお使い頂くことができます。
祭礼の頻度などにもよりますが、通常製作より10年〜15年での締め直し修理と20年〜25年での総修理をお薦めしております。
総修理とは、全ての金具、彫刻を外し、漆を剥して木地から締め直し、破損箇所の新規製作などを行った上で、
金具の再鍍金、漆の塗り替えを行い新品同様に修復する修理です。
お神輿修理のお見積もりについては無料出張致しますのでご遠慮なくお問い合わせ下さい。

解体・漆剥がし

神輿の総修理で最初の工程です。神輿を部品ごとに解体し、錺金具や彫刻をはずし、漆を剥がします。手間を掛けて丁寧に漆を剥がすことで木地の締め直しを確実に行えるようになります。また新たに下地から付け直す事で塗りも強固に長持ちします。

木地修理

神輿の寿命にとって重要なのが木地修理です。宮本では漆をきれいに剥がした状態で、経年変化で木地が痩せてできた隙間や、長年の渡御による破損をしっかりと確認をして、痩せを補うように締め直しを行い、欠損部分を新たに製作いたします。

漆塗り

神輿新調と同じように下地から上塗りまで、27の工程を4ヶ月掛けて行います。仕上げは磨いて艶を出す呂色仕上げとなります。

錺金具修理と再金メッキ

取り外した錺金具は型直しを行い、破損しているものは修理を、不足しているものは新たに製作致します。既存のメッキは一度全て剥離して地金の状態に戻し、24金メッキを直付けするため、本金メッキならではの艶と光沢が甦ります。

彫刻及び彩色修理

彫刻はきれいに洗浄をした後、欠損部分の補修や作り直しを行います。極彩色の場合は新たに岩絵の具(鉱石からできた絵の具)にて塗り直し、新調当時の鮮やかな姿を再現します。

金箔押し、錺金具取付〜組立まで

最後に金箔を押し、錺金具を取り付けて神輿を組上げます。原状を確認しながら一点ずつ錺金具を取付け、最後に強度の確認などを行って総修理の完成となります。

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その他の修理

宮本では、神輿や太鼓の修理以外にも様々な修理修復を行っております。
山車、曳き台などの全体修理から部分修理まで、また各地の獅子頭の修復など、お気軽にご相談下さい。
修復は数十年に一度だけということも多々あるのが祭や伝統芸能の世界です。
先人達が大切に継承してきたように、次世代にきちんとしたかたちで伝えられるように、修理の際には充分な検討が必要です。
宮本は信頼と経験を持って皆様の祭と伝統芸能の継承をお手伝い致します。是非ご用命下さい。

曵台修理

曳台も神輿と同様に定期的にしっかりと修理をすることで長くお使い頂けます。
お子様達が曳き手となる事が多いだけに、宮本では安全面を大切にした修理をお薦めしております。

獅子頭修理

地域に伝わる郷土芸能として様々な獅子舞が伝承されています。 宮本では三匹獅子など各地の獅子頭を修復して参りました。羽根の付け替え、漆の塗り替えなど、専任の職人がお客様のご要望を第一に行います。

山車・屋台修理

老朽化した山車などは、源氏車の脱輪や匂欄の脱落などにより思わぬ事故につながる可能性があります。特にお子様が運行する山車は安全のためにも定期的な点検と修理をお薦め致します。
宮本では神輿師として培った木工技術と太鼓師として培った音作りで、山車の構造部分から太鼓の張替えまであらゆる修理を承ります。是非ご相談下さい。

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