製品について-雅楽器

奈良時代、大陸より入ってきた器楽と舞が
日本古来の音楽と同化し、宮廷式楽として伝承されてきた雅楽。
宮廷の華やかな雰囲気を演出する雅楽器は、いわば日本の美意識の結晶です。

雅楽器について

  • 鼉太鼓

    鼉太鼓

    雅楽器の中でも最も大きく、雷鳴のように響く大太鼓。
    右方、左方が対となり陰陽を表します。写真は左方の仕様で、日輪を頂き、太鼓面には三つ巴、装飾は龍の彫刻が施されます。

  • BRAND2

    宮内庁型楽太鼓

    彩色、錺金具、そして本漆による華麗な装飾が悠久の美を表現します。
    楽太鼓は打面と胴には唐獅子牡丹などの彩色を施し、枠には本漆に専用の錺金具が配されます。宮本では楽太鼓用に平太鼓を張った状態で充分に寝かせてから彩色を施すなど、長い時間をかけて一つの楽太鼓を仕上げます。

  • BRAND3

    雅楽用の管楽器です。円形に配置した竹菅に開いた指穴を押さえながら、吹き口から息を吸ったり吐いたりしてリードを振動させて音を出します。

  • BRAND4

    龍笛・狛笛・篳篥

    龍笛:能管や笛の原型とも言われる竹製の横笛です。プラスチック製もご用意しております。
    狛笛:雅楽用の横笛で、主に高麗楽と呼ばれる右方の演奏に用いられます。
    篳篥:雅楽用の縦笛です。舌(ぜつ)と呼ばれるリードを使って演奏されます。お求めやすいプラスチック製もございます。