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下町・浅草お祭り特集2017  2017年4月24日(月)〜6月12日(月)祭衣装・祭用品ポイント3倍キャンペーン

やってきました
お祭りシーズン!

今年は大祭の神田祭から、浅草はもちろん三社祭、6月の鳥越神社例大祭まで、
「祭衣装」「祭用品」カテゴリー全品ポイント3倍キャンペーンや、三社祭にまつわる様々な情報で、
下町・浅草お祭りシーズンを一緒に盛り上げていきます!

下町・浅草お祭りマップ
&カレンダー

5月

  1. 3~4日

    鐵砲洲稲荷神社例大祭

  2. 11~17日

    神田明神例大祭(神田祭)

  3. 13~14日

    元三島神社例大祭

  4. 19~21日

    浅草神社例大祭(三社祭)

  5. 20~21日

    小野照崎神社例大祭

  6. 27~28日

    千束稲荷神社例大祭

  7. 27~28日

    湯島天満宮例大祭

6月

  1. 3~4日

    素盞雄神社例大祭

  2. 10~11日

    鳥越神社例大祭

  3. 17~18日

    矢先稲荷神社例大祭

三社祭のあらまし

浅草神社はなぜ三社様?祭りの見どころは?など三社祭のあれこれをあらためてご紹介いたします。

浅草神社

浅草寺の本尊である観音像を隅田川で引き上げた漁師と僧侶ら三人を祀り、平安末期〜鎌倉時代に創建。この逸話から「三社権現」「三社さま」と呼ばれる。明治の神仏分離令により隣接する浅草寺と分かれて独立。現存の社殿は徳川三代将軍家光の寄進によるもので、拝殿・幣殿・本殿が国の重要文化財に指定されている。

三社祭(浅草神社例大祭)

毎年五月第三週の金・土・日曜に開催され、全国から百五十万人もの人が集まる。御祭神である"三社さま"の御神霊をお移しした三基の本社神輿(浅草神社の神輿)を中心に、江戸時代には氏子各町の山車が趣向を競い合った。現在は、二日目に氏子四十四ヶ町の町会神輿による連合渡御、三日目に本社神輿の各町への渡御が行われるほか、東京都無形文化財「びんざさら舞」をはじめ浅草芸者や鳶頭がずらりと並ぶ初日の大行列にも、独自の伝統が息づいている。

三基の本社神輿

浅草神社は三社様として親しまれています。三社様とは、浅草寺の御本尊である聖観音菩薩像を隅田川から引き上げた漁師檜前浜成命と檜前武成命の兄弟と、彼らを教え導いた土師真中知命です。浅草発展の礎を築いた三人は三社権現として、浅草寺の東側に隣接する浅草神社にお祀りされています。三基の本社神輿は、祭礼の時には三社様をお乗せになっています。
徳川家光公により寄進された浅草神社の社殿は、徳川家康公をお祀りする日光東照宮と同じ造りです。昭和20年の東京大空襲で消失してしまった本社神輿。昭和二十五年には一ノ宮と二ノ宮を、昭和二十八年には三ノ宮を復元させていただきました。

三社祭見物の粋な心得

全国から多くの人が押し寄せる三社祭だが、本来は豊穣などを願う神社と氏子たちの神事。基本的に神輿を担ぐことができるのは各町の氏子が中心だが、町会ごとに色柄を揃えた袢纏の着こなしなど、祭り人たちのハレ姿を見物するのも楽しい。本社神輿の渡御をはじめ、沿道は相当に混雑するので草履や地下足袋の足を踏んで怪我の元になる下駄や革靴、ハイヒールは避けよう。下記の粋人対談で触れたとおり、自らも祭の眺めに溶け込むべく、浴衣姿で見物するのも粋なもの。

三社祭の日程2017

今年の三社祭は5月19日(金)・20日(土)・21日(日)に行われます。

5月18日(木)

  • 19:00

    本社神輿神霊入れの儀本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式

    本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式

5月19日(金)

  • 13:00

    大行列お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を歩く。

    ※雨天中止

    お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を歩く。
    ※雨天中止

  • 14:20

    びんざさら舞奉納【社殿】無形文化財「びんざさら舞」の奉納が浅草神社に於いて行われる。

    無形文化財「びんざさら舞」の奉納が浅草神社に於いて行われる。

  • 15:00

    びんざさら舞奉納【神楽殿】

  • 15:30

    各町神輿神霊入れの儀各町会の神輿へ御神霊をお移しする儀式

    各町会の神輿へ御神霊をお移しする儀式

5月20日(土)

  • 10:00

    例大祭式典

  • 12:00

    町内神輿連合渡御

    浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、一基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御。

    浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、一基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御。

  • 14:00

    奉納舞踊【神楽殿】

  • 15:00

    巫女舞奉奏【神楽殿】

5月21日(日)

  • 6:00〜

    宮出し―本社神輿各町渡御-宮入り本社神輿3基が各町会を渡御します。

    本社神輿3基が各町会を渡御します。

  • 14:00

    巫女舞奉奏【神楽殿】

  • 15:00

    奉納舞踊【神楽殿】

  • 16:00

    太鼓奉演【境内】

  • 宮入り後

    本社神輿御霊返しの儀本社神輿へお移り頂いた御神霊(おみたま)を本殿へお戻しする儀式

    本社神輿3基が各町会を渡御します。

橘 右之吉×荒井 修

祭衣装にまつわる“枠人”対談

粋な着こなしや立ち居振る舞い、豆知識まで

先日一周忌を迎えた、故・荒井修氏を偲び、江戸の文化を知り尽くす二人の対談を、
オリジナル小冊子「祭支度」2号より改めてお送りしました。荒井氏は、「荒井文扇堂」四代目としての活動のかたわら、
浅草の町の心と文化の振興に多大なる貢献をされた、まさに浅草を代表する顔役でいらっしゃいました。

祭りの装いには、日本人ならではの“粋のこころ”が息づいている。
地域ごとに受け継がれてきた着合わせの感覚、振る舞い方までー。
その第一歩は、まず「粋を知ること」。

ともに浅草生まれ浅草育ち、江戸文化を知り尽くしたお二人が、祭衣装の“粋”を語り合った。

祭衣装という名の文化

― 東京の下町でいう祭衣装の"粋"とは、どんなものでしょうか。

一言でいえば、洋服のコーディネートとはまったく違う、日本の祭、文化ならではの感性ですね。例えば三社祭でも、今でこそみんな股引に腹掛けで袢纏を羽織っているけれど、あれは元々は鳶の頭や職人達の格好で、大工さんや植木屋さんなどの仕事着です。

荒井

私らが子供の頃は、浴衣や半ダコ(半股引)、褌(ふんどし)など、お神輿を担ぐのも適当な格好だった。それが最近になって、職人達の姿が様子が良いから、みんなして真似し始めたんだね。こうなったのは、ここ2〜30年くらいの話ですよ。

小物や帯の柄もそう。身に付ける物すべてに意味がある。例えば日本橋の連中が身に付けていた袢纏の袖裏には、商人の町らしく算盤珠(そろばんだま)の柄が付いていた。これが「算盤繋ぎ」または「日本橋」ともいう柄の由来。そんなふうに、昔は格好を見れば、職業や地元がわかったものだけどね。

夏の祭りは浴衣が基本

― 生まれ育った以外の土地で「自分も祭りに参加したい」と思ったら、どうすればいいのでしょうか。

荒井

浅草でも町会の知り合いじゃないとお神輿を担ぐわけにはいかないだろうけど、その土地土地、空気に合わせて、ちょいと控えめに浴衣で見物するのもいい。浴衣の時期には少し早いけどお祭りだし、季節の先取りってことで、昔から三社祭に浴衣姿はよく見かけるね。

その時に角帯は絶対に駄目。袢纏には幅の狭い平ぐけの帯が鉄則だから、着替えた時のために、浴衣に平ぐけ帯を締めていくのがいいと思います。

荒井

平ぐけ帯に扇子をすっと差していけば、みんな「おっ!」って思うよね。さらに浴衣の合わせを浅めにして、そこから手拭いの端を少し覗かせれば、これこそ夏の祭りの風情ですよ。

それで、履き物は草履。履いた時に踵がはみ出るように鼻緒の位置をわざと下げて、爪先が反り返っている「坪下がり」が一番、姿がいいけど、これは上級者向けですね。

荒井

下駄なんて履いていって、わらじ履きの人でごった返してる所で足を踏んづけたら大変だからね。

とにかく、その町の祭りの眺めに溶け込むよう心がけること、これが一番。たとえ見学するだけといっても、Tシャツに半ズボンの連中ばかりじゃあ、祭りの雰囲気が壊れてしまう。自分がその祭りの"借景"になる、そういう心持ちが大切ですよ。

お神輿をかつぐ心構え

― 祭りの初心者がお神輿を担ぐ時に、気を付けることはありますか。

荒井

浅草なら、袢纏は町会の揃いのもの、これが当たり前。股引は最初は黒または紺の無地のものがいい。

帯は平ぐけを前で結ぶのが鉄則。角帯はとにかくやめた方がいい。三尺でもいいけど、初心者には難しいね。あと、わらじはなるべく小さいものを。馬のわらじみたいに、足元からわらじが見えてるのは野暮なんです。

荒井

あとは慣れてくると、煙草入れをあつらえて帯から下げたり、火の用心袋をぶら下げたりね。自分の心願のお守りを入れる「掛け守り」をたすき掛けにして、その鎖が首元からチラッと見えてるのもいいね。

粋な大人をお手本に

― そうした粋な出で立ちを知るには、どうするのがよいでしょうか。

粋というものは、二度三度とその町の祭りに参加するうちに身に付くものだから、最初から気負い過ぎても悪目立ちするだけ。柄一つとっても、その土地に溶け込むことが大切ですね。

荒井

昔は柄合わせにしても、頓珍漢なのを見ると必ず注意する大人がいた。浴衣のはしょり方もそう。下手にやると田吾作みたいになっちゃうからね。

着こなしの基本は、やっぱり柄合わせだろうね。それには粋な大人を見て、「あんなふうになりたい」と思うことが大切。特に注目したいのは小物づかい。町ごとの柄もそうですが、「こういう意味で身に付けている」という"見立て"が必ずあるんです。例えば三社様だと渡や綱、善玉、悪玉だ、というように。

荒井

それがわかってくると、凝った小物が欲しくなる。既製品じゃなくてあつらえるのが基本だね。それで「どうだ!」と見栄を張るんだけど、聞かれるまではあえて言わない。いじらしいね。そういうところが江戸っ子の粋の感覚なんじゃないかな。

橘 右之吉
(たちばな うのきち)

橘流寄席文字・江戸文字書家。橘流寄席文字家元・橘右近に師事し、1969年に正式な一門継承者に。ミニ千社札の考案者としても知られる。

荒井 修
(あらい おさむ)

昭和23年浅草生まれ。「荒井文扇堂」四代目として家業を継ぐ一方、扇師として歌舞伎や舞踊で使われる扇の製作を多数手がけた。平成28年没。享年67歳。

祭支度 第2号、第3号より
写真:植村忠透 / 編集・執筆:深沢慶太

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