太鼓クラシックス太鼓クラシックス

配信決定

コンサート映像に特典映像を加え、 2021年11月10日(水)
19:00〜 配信開始!
チケット料金 ¥2,000〜 選べる視聴期間、最大30日までになりました
ぜひお早目の購入をおすすめいたします!

チケット購入はこちらから

※チケット販売は11/5(金)19:00~12/9(木)22:00までZAIKOにて販売。

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プログラム

いやさかプロジェクト
太鼓クラシックス

ティアラこうとう 大ホール
2021年10月15日(金)
開 場:17:00/ 開 演:17:30

主催よりご挨拶

本日は金曜日の夕べに本公演まで足をお運び頂きまして誠に有難うございます。舞台表現としての和太鼓が生まれて約半世紀。パイオニア達の築いた文化資産である楽曲、思想、経験を伝え、昇華させていくことが重要になってきたと感じております。時を超えて伝わるものにはそれだけの価値があると言われますが、そこには伝えようとする者の意思が不可欠であると思います。本公演は楽曲を手掛かりに、これまでにない世代やスタイルを超えた交流を生み、次の時代を切り拓こうとする試みです。皆様には演奏者達の挑戦をお楽しみ頂ければ幸いです。
本事業は文化庁のARTS for the future!の採択を受け、コロナ禍にありながらも文化の灯火を未来に向けて掲げる事ができました。この場を借りてご支援頂きました全ての方々に心より感謝申し上げます。

主催
宮本卯之助商店
宮本芳彦

演出ノート

幼少期、母がピアノの教師であった為、隣の部屋からはずっとピアノの音が聞こえていました。優しい曲になったり、力強い曲になったり、同じ曲でも生徒によって聞こえてくる曲の印象が異なるのが楽しかった記憶があります。名曲は奏者を育てる。プリズムのように、光の当て方で無限のバリエーションが生まれる。所謂和太鼓演奏の歴史はおよそ50年。
まだ若いジャンルですが、次の50年を考えた時に、私にできるのは楽曲を未来に繋げる架け橋である事だと感じています。たかだか50年であっても、その間に生まれた名曲を歴史に埋もれさせたくない。この太鼓の世界にバッハやモーツァルト、ベートーヴェンのように幾年も語り継がれる音楽家の名前を残すためにも、この太鼓の世界の名曲を演奏させて頂きたいと考えています。

演出
山部泰嗣

SET LIST

着 到

編曲・演奏: indra -因陀羅-

ビーテッセンスⅠ
-大太鼓独奏のための-

(2002年)
作曲:石井眞木
演奏:山部泰嗣

梁山泊

(2002年)
作曲:飛鳥大五郎
演奏:舞太鼓あすか組

Shake

(1999年アルバム収録)
作曲・監修:内藤哲郎
演奏:山部泰嗣・吉井盛悟・辻勝・
香川力哉・岩切響一・佐野健士龍・見目萌

Fu−zing

(1998年)
作曲・監修:GOCOO
演奏:DIA+・GOCOO

七 節

(1996年アルバム収録)
作曲・監修:内藤哲郎
演奏:香川力哉・小池将也・佐野健士龍・
見目萌・川野稜太・熊田和也

- 休 憩 -

江戸囃子変奏曲

監修:鈴木恭介
演奏:吉井盛悟・山部泰嗣・石塚由有・
香川力哉・佐野健士龍・見目萌

Omiyage

(2004年)
作曲・監修:Shoji Kameda
演奏:indra-因陀羅-

風林火山

(1976年アルバム収録)
作曲:天野宣
演奏:吉村靖弘

天領太鼓

(1973年)
作曲:天野宣
演奏:山部泰嗣・吉井盛悟・辻勝・
関根まこと・岩切響一

百花の乱

(2003年)
作曲・監修:高司まゆ
演奏:山部泰嗣・吉村靖弘・舞太鼓あすか組

(1989年アルバム収録)
作曲・監修:レナード衛藤
演奏:舞太鼓あすか組・山部泰嗣・
吉井盛悟・辻勝・吉村靖弘・
岩切響一・香川力哉・小池将也
佐野健士龍・見目萌・川野稜太・熊田和也

(2011年)
作曲・監修:吉井盛悟
演奏:舞太鼓あすか組・GOCCO・
indra-因陀羅-・DIA+・山部泰嗣・
吉井盛悟・辻勝
吉村靖弘・
岩切響一・香川力哉・小池将也・
佐野健士龍・見目萌・川野稜太・熊田和也

※都合により演目・出演者は変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

監修ノート

『Shake』『七節』 
監修:内藤哲郎

七節(ななふし)は七拍子の曲です。一般的には四拍子のリズムは聴く人もノリやすいのですが、そもそも「何分の何拍子」的な考えでは括りきれない郷土芸能から打ち出される律動は次第に覚醒を生み出し徐々に高揚感へと誘います。唄うように流れるリズム。拍にとらわれないそんな曲が出来たらいいなと思い出来た曲が七節です。
そしてSHAKE。ノリは跳ねて軽快に。ほぼソロで構築されているシンプルな曲なので演奏者の技量によって如何様にも音風景が変化します。まさにシェイクして混ざり合う。これが正解の演奏なんてものはありませんが、だからこそ力量が問われます。奏者同士が互いの演奏を感じ合い更に高め合えるそんな想いを込めて作曲しました。

『Fu-zing』 
監修:GOCOO

GOCOOはみんなで太皷を打ちながら曲を作る。出来上がった曲を渡されて打つことはない。核となるモチーフを打って、フレーズを重ね、展開を作っていく。と、ある時、曲の方からメッセージを伝えてくる。景色を見せてくる。ってことが起きる。曲にイノチが宿ったシルシなんだろうと思っている。こどもが生まれて、やがてひとつの人格になっていくように。そうして生まれて、共に旅をしてきた曲達だから、自分達と一緒にその一生を全うする、でいいと思っていた。でも年が明けたらGOCOO25周年という時に、曲は一歩を踏み出した。突然巣立つ我が子を見守る複雑な親心。でも。新たなイノチが吹き込まれてビッグバンが起きる、凄い瞬間を味わってしまった。これは、はじまり。

『江戸囃子変奏曲』 
監修:鈴木恭介(江戸里神楽若山社中)

今回のプログラムに300年の伝統を持つ江戸祭囃子が取り上げられた事は、大変うれしいことです。常々 和太鼓奏者も日本の古典的伝統芸能に触れる事が大切だ と考えています。長年にわたって熟成された所作 技術 音色 ノリ等学ぶべき要素が沢山あります。さて、若山流江戸祭囃子をどう料理するか、演者と共に楽しく試行錯誤しました。構成は基本組曲の後半 鎌倉 四丁目 屋台です。 締太鼓を1人増やし 四丁目では伝統には無い個人ワザのソロを揷入することで、より盛り上がりを魅せていきます。お楽しみに。

『Omiyage』 
監修:Shoji Kameda (On Ensemble)

この度の上演を大変光栄に思います。indraの独自のスタイルと感性をもって再解釈されたOmiyage創りに携わることは、またとない経験でした。indraの芸術性とオープンな姿勢に感謝します。太鼓は日系コミュニティの価値観継承の重要な手段となっています。私自身、寛容の精神と贈り物を授かる者の責任を太鼓から学びました。両親、祖父母の世代は多大な犠牲を払って太鼓を伝えてくれました。私にもそうした責任があるという想いで書いたのがこの曲です。Omiyageの輪は今やヨーロッパや南米にまで広まっています。今後もこの曲が次世代の太鼓奏者たちに寛容と責任の精神を伝えるギフトで有り続けることを願っています。

『百花の乱』 
監修:高司まゆ(舞太鼓あすか組)

太鼓デュオのために書いた曲が、あすか組バージョンで発展して現在の形になりました。演奏者の技術と魅力に左右されるフリーの部分は、後半のシーンへ繋ぐ重要なポイントでもあります。今回、任せて安心の山部氏と吉村氏には、全体のテンポ感と、ソロを気持ちよく叩いて!と、アドバイスさせていただき、2人の個性が光るカッコいい仕上がりになりました。20年近く親しまれたこの曲が、太鼓クラシックスで演奏されるのは、素直に嬉しいです。皆さんの心に届いて、楽しんでいただけますように!

『族』 
監修:レナード衛藤

今回、私が「族」を監修するにあたって、若い太鼓叩きに曲が作られた経緯やテーマを伝えようとすればするほど、権威的になって本質から外れていってしまわないだろうかと危惧していました。そのくらい1980年代の鼓童は強烈な個性が揃っていて、どうしたらみんなで一緒に叩ける曲を書けるか挑戦してできたのが「族」でした。
けれど、稽古をつけていくにつれて不思議な感覚が芽生えてきました。強烈な個性が「族」の大好物だったはず。それが、柔軟かつ真摯に叩き続ける新世代の「族」が、私の目の前に立ちはだかっていました。「なんだこれ!?でも、いいんじゃない?面白い。」
曲は、世に放たれた時点で独り歩きしていくものであることを再認識しています。

森をつくる太鼓プロジェクト森をつくる太鼓プロジェクト

本公演では宮本卯之助商店が取り組む循環型社会への提案から生まれた「森をつくる太鼓」が一部使用されています。本プロジェクトは東京都の江戸東京きらりプロジェクトの採択事業として、東京の木材と技を使ってアートと環境を豊かにする取り組みです。今後の発売予定やイベントについてはSNSで発信予定です!

森をつくる太鼓プロジェクト

出演者&スタッフ

演出・出演山部泰嗣

1988年生まれ、岡山県倉敷市出身。
父親の叩く和太鼓と母親の弾くピアノを聞き、3歳から太鼓に親しみ6歳で初舞台に立つ。
2004年16歳「東京国際和太鼓コンテスト 大太鼓部門」最年少で最優秀賞受賞。
活動は太鼓界に留まることなく、五木ひろしや坂本冬美など演歌勢との舞台競演、きゃりーぱみゅぱみゅらJPOP、ロック界ではSPYAIRとのセッションまで広げ様々なエンターテイメントとの競演も精力的に行っている。特に、世界30ヶ国500万人の観客動員したFuerzabrutaの日本公演「WA!」においては、約400回というロングラン公演で観客を魅了する。2019年CD「TAISHI」をリリース。自身作曲の太鼓をはじめとした邦楽曲を収録し、高い評価を受けている。太鼓の新たな可能性と邦楽の素晴らしさを作品として遺すと共に、舞台演出も行っている。

演出補・出演吉井盛悟

横浜出身。
太鼓、笛、胡弓奏者。作曲、演出家。
青年期より日本の⺠俗芸能のフィールドワークに励む。
2003年、佐渡に渡り「鼓童」に参加。2013年独立。
和楽奏伝主宰。文化人類学的視点で日本音楽を捉え、国内外、ジャンルを問わず自由な音楽芸術活動をする。
【主な活動歴】
2021年、オーチャードホールにて「和楽奏伝×装束夢幻」演出、音楽監督。
2020年、スペインセビージャにてLucia Vazques、工藤聡と共にコンテンポラリーダンス作品「Hasekura」を発表。
2019年 瀬戸内芸術祭 [Setouchi the movie] 楽曲提供。
大阪万博プレゼンテー ション、パリでの演奏。
東日本大震災の記憶を未来に伝える為の盆踊り「奥羽綿津見盆踊」を発表。
川井郁子 オーチャードホール公演、演出構成、および出演、川井郁子 New CD 「Luna」総合アドバイザー。 フジテレビ「ザノンフィクション」楽曲提供
2018 年シアターコクーン、森山未来、土屋太鳳主演、『PLUTO』音楽担当。
ベルギー、Sidi Larbi Cherkaouiのコンテンポラリーダンス作品「FractusV」世界ツアー参加。
2017 年、森山未來、Ella Rothschildとともに愛媛内子座にて「Judas,Christ with Soy」を 発表。バルセロナ「JAPAN MATSURI」音楽監督、バルセロナ盆踊り作曲、作舞。

出 演

  • 舞太鼓あすか組

  • GOCOO

  • indra -因陀羅-

  • DIA+

  • 辻勝

  • 吉村靖弘

  • 関根まこと

  • 香川力哉

  • 岩切響一

  • 小池将也

  • 佐野健士龍

  • 見目萌

  • 川野稜太

  • 熊田和也

出演者プロフィール

舞太鼓あすか組

1990年,飛鳥大五郎が創設。フランス五大陸国際音楽祭、イスタンブール国際音楽祭等に出演。カイロオペラハウス、ロシアクレムリン宮殿ほか、世界21ヶ国で公演を行っている。世界最大の芸術祭イギリス『エジンバラ・フリンジ』での1ヶ月公演において英国各メディアより5っ星の評価を得て『観衆の世代を越えた音楽とパフォーマンスの世界共通語がここにある』と賞された。2014年ロシア全土を巡るツアーは30都市に及び、全会場でスタンディングオベーションの喝采を受け『全ての観衆が立ち上がり踊り出さずにはいられない』と賞された。飛鳥大五郎が考案した、その天を突く様な鋭い打法は和太鼓界における一つのスタンダード奏法となっている。

indra-因陀羅-

石塚由有 太鼓プロジェクト「indra-因陀羅-」は、石塚由有自身のライフワークとして2013年に設立。東京に伝わる伝統的な太鼓打法「斜め打法」を核とし、独自の打法理論も加えた「進化形太鼓打法」の確立を目指すとともに、日本に古くから伝わる音楽ジャンル「能」「歌舞伎囃子」「祭囃子」等と「組太鼓」の融合、洋楽的エッセンスとの融合を計り、新しい音「進化形組太鼓」を提示していくことを目的としている。

DIA+(ダイアプラス)

Dynamic 迫力あるパワフルなパフォーマンス
Impression 感動的で心に残る
Art ensemble 芸術的なアンサンブル
をテーマにお届けする「DIA」の演奏は、力強さの中にも繊細でしなやかなパフォーマンスに加え、キレのあるリズミカルでアップテンポな曲調が持ち味。現在は、日本国内での演奏、コンサート活動の他、海外でも活動を行っている。

辻勝

北海道様似郡様似町出身。1996年から2016年までの20年間「太鼓芸能集団 鼓童」のメンバーとして活動。2016年に独立、同年11月の市川海老蔵主演『石川五右衛門』を皮切りに、数多くの歌舞伎作品に出演。自身の主催公演『三の奏』の他、2019年12月には池辺晋一郎作曲『葦と皮で何ができる?』と杉山洋一作曲『Jeux III』をサクソフォン奏者大石将紀と世界初演、和楽奏伝のメンバーとしての活動等、ソロ和太鼓奏者として活躍している。和太鼓スクールHIBIKUS横浜にて講師を務める傍ら、各地でワークショップも行っている。

吉村靖弘

15歳でプロデビュー「和太鼓 志多ら」「JDO一路」「DRUM TAO」を渡り歩き、自身で立ち上げたチーム「kogakusyu翔」を20年間リーダーとして活躍。楽曲の多くは多くのテレビ番組で使用されている。和楽器界の中で厳選されたメンバーで構成されるユニット「和楽奏伝」、バイオリン・ピアノ・ダンスなどで構成されるユニット「MUSIC CIRCUS」に参加。また、宝塚歌劇団の多くの作品にレコーディングで参加。2020年1月には宝塚歌劇団花組公演「DANCE OLYMPIA」東京国際フォーラム公演の和太鼓指導者として参加。現在はソロ活動を開始している。

関根まこと

東京都出身。高校卒業後、プロ和太鼓集団「東京打撃団」に研修生第1期生として入 団、10年在籍する。力強さと繊細でしなやかな撥さばきを併せ持つスタイルに定評がある。2005年に自身で和楽器集団「太鼓笑人めでたい」を立ち上げる。2009年に関東の代表的な打法、斜め打ちを得意としたプロ奏者で結成した「ひむかし」の立ち上げに参加し日本全国で公演活動の他、外務省、国際交流基金、大手海外メーカー依頼での海外でも演奏を数多く行なっている。2014年に東京都品川区に自信で和楽器スタジオを設立、太鼓笑人めでたいの本拠地をオープン。東京で数少ないプロ和太鼓チームの拠点を作り、太鼓指導教室などもでがけている。また海外太鼓チームの指導にも力を入れており、オーストラリアのタスマニアで日本との交流にも力を入れている。

香川力哉

千葉県習志野市出身。8歳の頃より太鼓を始める。2012年より1年間、佐渡の鼓童文化財団研修所にて太鼓の基礎を一から学ぶ。帰郷後、演奏者として更なる高みを目指すべく、和太鼓奏者の内藤哲郎氏の元で研鑽を積み、2016年には同氏率いる和太鼓音楽集団『どんがら』に参加。近年では国内外での演奏へ参加、2021年には自主企画公演「深奏-mikana-」を実施するなど、勢力的に活動の幅を広げている。

岩切響一

2歳よりバチを握り、幼い頃よりリズムを身につけ、橘太鼓「響座」のメンバーとしての活動を開始。日本国内だけでなく、海外での公演も多数経験している。また日本太鼓ジュニアコンクールで、最優秀内閣総理大臣賞を2回獲得。2016年~2017年にかけて全国コンサートツアーを展開。2021年には、代表を務める芸術音楽団体『Re:connect』で、ミニアルバムをデジタルリリース。iTunes Store (日本) の “インストゥルメンタルトップアルバム” で2位を記録。プロとして幅広く演奏活動を続ける一方、舞台の演出、新曲作りなど、新たな太鼓の可能性を追求し続けている。

小池将也

神奈川県横浜市出身。小学生の頃に和太鼓に出会い、地元横浜の太鼓チームで太鼓を始める。2013年佐渡島へ渡り、「太鼓芸能集団 鼓童」の舞台活動に参加。鼓童時代は太鼓だけでなく、笛や鳴り物などの様々な楽器を担当し、国内、世界各国での劇場公演や、学校公演、ワークショップを経験する。2017年に鼓童から独立し、地元横浜を拠点にソロでの活動を開始。 音楽アーティストとのレコーディングやライブ、コンサート、PVに多数出演。2020年からは自身が主宰を務める太鼓団体 関東太鼓連 暖の活動も開始。

佐野健士龍

2000年生まれ。神奈川県横浜市出身。太鼓奏者。横浜隼人中学校に入学し和太鼓に出会う。中学、高校と和太鼓部に在籍。卒業後、鼓童文化財団研修所に入所、一年間基礎を学び帰郷。出身校のOBを集め、太鼓衆和立を設立。作曲・演出を務める。また、現役世代にもコーチとして携わる。関東太鼓連暖、和太鼓いろは所属。2021年3月、和楽奏伝×装束夢幻 出演。7月、Musical Variety京都・巴里・東京 三都物語〜装束サマーフェスティバル〜出演。若い世代による和太鼓文化の活性化を目指す。

見目萌

2000年生まれ、21歳。東京都町田市出身。太鼓奏者。幼稚園のカリキュラムで太鼓に出会い、和太鼓の会鼓遊にて7歳から本格的に始める。鼓童文化財団研修所にて一年学び、今年3月に帰郷。7月にはMusical Variety京都・巴里・東京 三都物語 ~装束サマーフェスティバル~に出演。女性としての新しい表現を目指し邁進中。

川野稜太

幼少期、栄区を拠点として活動する劇団ぽかぽかに出会い、6歳より入団。数年に渡り子役を務める。劇団活動の中で、同じく栄区拠点の「和太鼓昇龍」に出会い、13歳の頃入団。2020年には小池将也率いる「関東太鼓連 暖」に入団。2019年、それまでの活動を認められ、「和楽奏伝 外伝」に参加。また、同年「きらきらひかる Art JAPAN」において、ウズベキスタン、チェコでの演奏に和太鼓、篠笛奏者として参加。翌年には国際芸術センター主催「祭り in JAPAN」へ和太鼓昇龍として参加。

熊田和也

1998年生まれ。埼玉県飯能市出身。小学生の頃、元わらび座の座員であった中山洋子氏の誘いで和太鼓に出会う。その後、武蔵越生高等学校の部活動で本格的に和太鼓に打ち込み始める。2019年「鼓童文化財団研修所」入所。2020年に修了。修了後は、「関東太鼓連暖」「和太鼓いろは」「和太鼓燈」にも参加している。主に太鼓や鳴り物、篠笛を担当し、最近では楽曲の創作活動にも取り組んでいる。

監修者プロフィール

レナード衛藤

1984年より鼓童において演奏者、作曲者、音楽監督として太鼓アンサンブルを確立させる。1992年独立後、2013年の文化庁文化交流使任命までに世界55ヵ国以上で演奏を行い、そのビジョンと創造性は世界の太鼓演奏者に深い影響を与えている。多くの国際的コラボレーションを通じ、あらゆる音楽スタイルでコミュニケートする自由と自発性を兼ね備えた表現力を伸ばし続けている。NYのピロボラス、マルセイユ国立バレエ団、レーゲンスブルグ・ダンスなどとダンス作品を発表。”JFK” や “THIN RED LINE”等の海外映画やCMに多数使用されている。
レナード衛藤HP: https://leoeto.com

高司まゆ

小学生よりピアノ、筝を始め、短期大学音楽科を卒業。舞太鼓あすか組の創設より、構成演出、作曲、衣裳デザインを行う。他アーティストとのコラボや、女性ユニット紅のプロデュース、また他チームの衣裳も手掛けている。2016年、和楽器とピアノのユニットCANDEOを結成し、数多くの楽曲を作編曲している。シンセサイザーと和太鼓によるソロアルバムにcocoonがある。代表曲「百花の乱」「MAGMA」「ペガサス」など。
舞太鼓あすか組HP:https://aska-gumi.com

鈴木恭介

国立音楽大学卒業、重要無形民俗文化財江戸里神楽若山社中の囃子方舞い方として、神田神社、浅草神社、日枝神社などで奉奏する他、NHK伝統芸能番組や国立劇場他の舞台、海外公演等で活動している。太鼓集団天邪鬼 ケニー遠藤太鼓アンサンブルの一員として、又日本民族舞踊団の横笛奏者音楽監督として国内外の公演に多数参加。恭の会を主宰し後進の育成にあたり、北米太鼓カンファレンスにも講師・出演として3回参加し江戸囃子の海外普及にも力を入れている。元国立音楽大学講師、読売文化センター、産経学園各講師。

内藤哲郎

1991年、太鼓芸能集団「鼓童」に参加。在籍中は演奏のみならず作曲や演出も手がける。2002年より独立。角松敏生、DJKRUSH、吉田兄弟など様々なミュージシャンのレコーディングやツアーにも参加、また定期的に海外での公演もおこなっている。太鼓という極めて原始的な楽器を駆使した表現やその魅力・可能性を追求し続けている。
内藤哲郎HP:https://www.naitotetsuro.com

GOCOO

1997年の結成から変わらぬメンバーが共に時を重ね、生み育ててきた唯一無二のグルーヴと音楽性は伝統の枠を超え、原始の祭りへと繋がりトランス、ダンス、そしてルーツミュージックといった和太皷の根源的かつ新たな境地を開いてきた。2003年から毎年EUを中心に延べ40カ国で1~2ヶ月に渡るツアーを展開。様々なジャンルの大型フェスに招聘され国や音楽の境を超えて繋がる音楽を発信し続ける。JUNO REACTORとのコラボで、映画「MATRIX」のサントラに参加。2009年Newsweek誌の「世界が尊敬する100人」に選出される。
GOCOO HP: http://www.gocoo.tv/

Shoji Kameda

米国カリフォルニア出身。8歳より太鼓をはじめた、日系4世のフュージョン和太鼓奏者、作曲家、プロデューサー。On Ensembleのリーダーとして精力的に創作を行い、これまでに3枚のアルバムを発表している。2008年、米民主党全国大会にてスティービー・ワンダーと共演。2010年、ジャズ・フュージョンバンドHiroshimaのメンバーとして参加したアルバム「Legacy」がグラミー賞にノミネートされる。2013年には国立劇場「日本の太鼓」公演に出演。2014年より宮本卯之助商店の海外ベンチャー“kaDON”の創設メンバーとしてアメリカ、ヨーロッパでの指導、作曲、イベント企画・主催など活動の範囲を広げ、和太鼓の発展に努める。
On Ensemble HP: https://www.onensemble.org

スタッフ

演 出/山部泰嗣
音 響/田中保行
照 明/鈴木悟
映 像/李玉美
衣 裳/佐藤真琴
舞台監督/斉藤美穂
演出補/吉井盛悟
制作助手/関根玲子
太鼓テック/ おとなり★ともぞう★企画
企 画/宮本芳彦
プロデューサー/西村信之

世界を熱狂させた珠玉の名曲群に新たな息吹が吹き込まれる

世界を熱狂させた珠玉の名曲が一度に演奏される史上初のコンサート。
和太鼓楽曲の金字塔「族」を作曲者本人であるレナード衛藤が監修のうえ上演。
その他豪華監修陣のもと気鋭の演奏者達が楽曲を解釈し、新たな息吹を吹き込みます。
江戸囃子などの古典楽曲から知られざる名曲まで、
和太鼓の未来に向けたコンサートがここに誕生します。

いやさかプロジェクト 太鼓クラシックス

日  時:2021年10月15日(金)
開  場:17:00/ 開 演:17:30
チケット料金(全席指定): ¥5,000 
9月26日(日)発売

チケット取り扱い

[チケットスペース]
03-3234-9999(オペレーター対応)検索
[チケットぴあ]
https://w.pia.jp/t/taiko-classics/(Pコード:204-553)
[ローソンチケット]
https://l-tike.com/taiko-classics/(Lコード:34809)
[イープラス]
https://eplus.jp/taiko-classics/
会  場:
ティアラこうとう 大ホール(江東区江東公会堂)
東京都江東区住吉2-28-36
アクセス:
都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉」駅
A4出口より徒歩4分

主 催/宮本卯之助商店
後 援/(公財)日本太鼓財団
ARTS for the future!

会場の地図

主 催/宮本卯之助商店
後 援/(公財)日本太鼓財団
ARTS for the future!

  • ※未就学児の入場はご遠慮ください
  • ※車椅子でご来場されるお客様はご購入前に必ずチケットスペース(03-3234-9999)までお問い合わせください
  • ※客席内に撮影用のカメラが入りますのでご容赦ください
  • ※本公演はマスクを着用されていない方のご入場はお断りいたします
  • ※新型コロナウイルス感染症対策の最新情報・ご来場のお客様へのお願いは
    宮本卯之助商店HP(https://www.miyamoto-unosuke.co.jp/news/2736/)をご確認ください