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宮本職人の手仕事
2016年7月21日
たいへんよくできました!!Ⅱ

皆さんこんにちは。

今日は、気が向いた前回の続きを書くことにしました。

完成までじっくりお付き合い下さい。

 

前回、木取った材を旋盤て達磨の形に成形して行きます。

中村大ちゃんがあまり頭を使わずに撮影したので逆光で済みません。

 

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削り上がるとこんな感じです。

 

 

genji (2).jpg

 


余分なところを切り落とし、釜金を入れます。


genji (4).jpg

 

この後、達磨に矢骨が刺さる穴を開けるのですが、どうやって開けるかは残念ながら企業秘密。

穴をあけると空気に触れる面積が一気に増えるので、即座に輪鉄で焼締めしないと割れてしまいます。

 

 

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他の部材も準備。

櫛形に使用する材は樫なので1つでもかなり重たい。


genji (7).jpg

 

この他に小羽板も加工して輪を仮組してみます。

因みに、櫛形、小羽板、達磨など以前源氏車の解説をしたブログが有りますので、ご覧になっていない方は

リンクからどうぞ!

 

genji (8).jpg

 

輪の仮組で外径などに狂いが無いか確認出来たら

いよいよ組立です。

矢骨を1本立てるところから よ~ぃ スタート。。

 

 

genji (9).jpg

 

 

順番に組み立てていくのですが、これが重労働。

達磨に差し込んだ矢骨を力いっぱい絞りながら部材をハメていきます。

絞ることで発生した応力によって部材どうしが反発して頑丈な車輪になります。

どうやって絞るかはこれまた企業秘密。

 

 

genji (11).jpg


矢骨と櫛形に応力を与えて組んでいる為、一度組んだら簡単には解体できません。


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組み上がったところで再度旋盤へ


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高速で回転させて歪みが無いか確認します。


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回転させても殆ど歪んでいません。

寸分の狂いも無いとは、まさにこのこと

仕上に外径を既定の寸法に削ります。


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車軸に嵌めて回転の具合を調整したら木地の完成です。

 

 

genji (16).jpg

この後、塗装を施して完成ですが出来上がった姿は是非祭礼で。。

詳しい祭礼情報はこちら

現在、並行して製作中の宮神輿も完成間近です。

以上、次の袢纏は「車大工」ってのを作って貰おうかなぁと模索中の製造本部長 浅野浩章 でした。

 

 

 

2016年4月22日
たいへんよくできました!!

皆さん、お久しぶりです。

今日は、「自分で自分を褒めてあげたい!!」と思ったお話です。

現在、今年の9月にお納めする赤坂氷川神社様の猿山車製作を進めています。

六角形の行燈と勾欄の珍しい江戸型山車、古い化粧部材の味を生かしつつ

長くお使い頂けるようしっかり復元して行きたいと思っています。

 

仮組の日は、天気も良かったので逆光ですがスカイツリーとツーショットを撮ってみました。

 

saru (5).jpg

 

残すところは、幕類と源氏車。

昨日、倉庫から源氏車の達磨になる欅の芯棒を持ってきました。

 

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この材は、今から6年前の平成22年2月に長胴太鼓を貫いた時にその芯を取っておいたものです。

 

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ほぼ赤身なので、太鼓にしようと思えば1尺2寸くらいのお囃子用長胴にはなるのですが、

なんだか変な胸騒ぎがして貫かずに取っておきました。

予感が的中した!!と思ったのは、平成26年7月 氷川神社様から猿の山車を復元したいと伺った時でした。

すぐさま材料に 「猿山車用使用禁ず」と書いてしまいました。

 

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貫いた直後は50%以上有った含水率も15%程度まで下がり、もう何時加工しても大丈夫です。

 

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まめに気に掛けて良く面倒をみていたお蔭で、芯割れ一つ無く最高の状態の材料になりました。

 

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ここからは、赤坂氷川神社様で結婚式を挙げた上杉君が木取り、釜金の取付を行っていきます。


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上杉君も氷川様の仕事には思い入れが強いようで、丹精込めて良い源氏車が出来る事間違いなしです。


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今日の作業はここまで、気が向いたらまた続きを書きたいと思います。

以上、予想以上に上手く乾燥させることが出来て「自分で自分を褒めてあげたい!!」と

思ってしまった製造本部長 浅野浩章でした。



 

2015年11月 6日
モノづくりのかたち

 皆さん

こんにちは。

今日は、商品開発にまつわるお話しです。

弊社がアメリカで展開している kaDON の現地スタッフで和太鼓奏者のShoji Kamedaさんから

こんなの出来ませんか?とアイディアを頂いた。

日本⇔アメリカ間のやり取りは、メールとビデオチャット、お互い身振り手振りで形を伝えるところから始まり、

おおよその形や大きさが決まったところで図面化。

 

振り返ってみると、弊社のモノづくりは今と10年前ではガラリと変わりました。

例えば、10年前お神輿や太鼓の台などでは手書きの図面から型紙をお越し、型紙を木材に写して木取をする。

当然平面上に書いた図面なので、立体になった時のイメージを持てるか否かで仕上がりも大きく左右され、

ものによっては、ミニチュアやモックアップを作る必要があったり、複雑に部材が絡み合う物などは、

作り始めてから収まりが付かず、やり直す事もしばしば

しかし、CADを導入してからは複数の図面を重ねて見ることで、余計な手間が格段に減りました。

 

下の写真が型紙

kaDON.jpg

 下の写真は、CADで書いた江戸型山車の図面

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今回は、日本⇔アメリカとお互い距離があることや、

Shojiは、演奏のプロであっても、モノづくりのプロでは無いので

図面で説明してもなかなかイメージを上手く伝える事が出来ませんでした。 

そこで、独学で学んできた3DCADを活用することに・・・

360° 見たい角度から確認できる他、部品の可動範囲の把握や部品の衝突検知機能を使えば、

図面上で干渉する部品を知ることが出来ます。

 

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こうして図面上のやり取りを繰り返し、完成したのが 「kaDON団扇クランプ」です。

 

IMG_1375.jpg

 

市販のシンバルスタンドなどに、団扇太鼓を簡単に脱着出来るクランプです。

 

Uchiwa Clamp Poster 24x20-ver2.jpg

 

 紙からCADへ、2Dから3Dになったことで、設計に掛る時間も大幅に短縮され、

設計段階から完成イメージも共有出来ました。

世間では、3Dプリンターの出現でモノづくりのかたちは大きく変わったと言われていますが、

これからも先端技術はどんどん進歩する筈。

扱っている素材が木材や皮といった天然素材なので、どうしても人の手でなければ出来ない部分はありますが、

先端技術を上手に組み合わせて、より良い製品作りをして行くことの必要性を改めて感じる仕事になりました。

 

kaDON 団扇クランプ の紹介はこちら

 

弊社西浅草店にも展示中です。

以上、若いうちにもっと勉強しておけばよかったなぁと実感した 製造本部長 浅野浩章 でした。

 

 

追伸

長らく続けて参りました職人紹介ですが、今日で最終回となります。

飽きずにご覧頂きました皆様、長い間ありがとうございました。

職人紹介最終回ということで、今日は特別企画 「メオト特集」 です。

一人目は

本       名 : 木場 將行(きば まさゆき)     ニックネーム : きばちゃん

出  身  地 : 東京都 葛飾区

出 身 校  :  東京都立蔵前工業高等学校

血  液  型 : O型

入社 動機 : 学生時代に吹奏楽部に所属しており、将来は楽器に関する仕事をしたいと思っていたところ

               太鼓を作る会社が求人募集をしていることを知り、すごく興味が湧き、自分も作ってみたいと

               思い志望しました。

趣    味 : バイク・革製品のメンテナンス

長所 : 真面目なところ  短所 : わりと短気

自己PR : 入社20年目になりますが、まだまだ覚えることが沢山あるので、一人前の職人になるには

時間が掛かりそうです。

左利きだった為、右利き用に作られた道具を使いこなすのに人一倍苦労しましたが、その分

出来た時の喜びも大きかったです。

器用な方では無いので、これからも苦労すると思いますが、お客様に喜んで頂ける製品に

なるよう頑張って行きたいと思います。

浅野コメント : 私の高校の後輩にあたります。

入社当初、私の後輩ということだけで、社内で最も過酷な縫物職からスタートすることになってしまった

木場君ですが、左利きというハンディを乗り越え、今では太鼓部門を統括する太鼓部長に

本人は、器用では無いと言っていますが、利き手を変えられた事だけでも十分器用だと思います。 

プライベートでは、太鼓営業の工藤美穂さんとご結婚され、この9月には第一子が誕生しました。

太鼓営業と太鼓職人の間に生まれた子は、太鼓奏者になるのか?

今から楽しみです。

 

 

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二人目は

本       名 : 中村 大悟(なかむら だいご)     ニックネーム : だいちゃん

出  身  地 : 埼玉県 八潮市

出 身 校 :  東京都立工芸高校

血  液  型 : O型

入社 動機 : 学校に求人が来て、見学してみたら働いてみたくなった

趣    味 :  水泳、漬物

長所 : 何でも挑戦する   短所 : うっかり、オッチョコチョイ

浅野コメント : 私がまだ独身の頃、寮で一緒に生活していました。

寮生活時代は二人で毎晩のように浅草中を飲み歩き、酔っぱらうと所構わず寝てしまいます。

真面目ですが、かなりオッチョコチョイな大ちゃん。怒られても怒られても慕ってくれる可愛い後輩です。

プライベートでは、以前紹介した仕上職の阿部好香ちゃんと結婚しました。

しっかり者の阿部ちゃんが大ちゃんのお嫁さんになってくれたので、兄としては少しホッとしてます。

 

 

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三人目は

本       名 : 上杉 健太(うえすぎ けんた)     ニックネーム : うえポン

出  身  地 : 東京都 江東区

出 身 校  :  東京都立工芸高校

血  液  型 : O型

入社 動機 : 高校の先生に勧められたことと、小さいころから神輿を担いでいたので

趣    味 : 剣道

浅野コメント : 高校卒業の年に求人に応募してくれたのですが、タッチの差で枠が埋まってしまいました。

しかし、1年待ってでも入りたいと、就職せずにいつでも辞められるアルバイトをしながら

翌年まで待ってくれました。

入社後は、木工職の親方の元、厳しさのあまり途中リタイヤする先輩達を尻目にメキメキと頭角を現し

今では、神輿部長補佐として神輿の木地製作から纏めまで頑張っています。

何事にも勉強熱心なので、何れ弊社の工場を背負って立つ存在になると確信しています。

プライベートでは、昨年、企画広報室長の郡山梢さんと結婚し、来年3月には第一子誕生

予定です。

 

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以上、職人紹介が無くなっても、引き続き手仕事ブログを宜しくお願い致します。

2015年10月23日
また遊んでます。

皆さん

こんにちは。

 

今日は趣味の世界です。

素材はこちら。。 アクリル板です。

 

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これを、私がわがまま言って買って貰ったレーザー加工機で彫刻&カットして行きます。

 

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初めてレーザー加工機を見た時「こいつ頭良いな~!!」と感心しましたが、今でもそう思います。


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皆さん、もぅお分かりですかね??

これは、太鼓に取り付ける釻(カン)の座金です。

今日は、その座金の原型を作っていくお話しです。

なぁ~んだ。遊びじゃなくて仕事じゃない。と思われた方もいらっしゃるかと・・・

でも、こういう事を遣っている時に社長に見つかると「また、遊んでる!!」と言われるので、

もう開き直りです。

そうだよっ!! 遊んでるの!! と認める事にしました。


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このままでは原型として使えません。

エッジを削って、厚みや丸みを出していきます。

この辺りは手作業に敵いません。

こういう仕事があるから私の存在意義があるってもんです。

 

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ちょいと分かり難いですが、エッジを斜めに削ることで、グッと厚みを感じるようになります。


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菊座もこんもり丸く良い感じに仕上がりました。


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この二つをアクリル専用の接着剤でくっ付けちゃいます。


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これをシリコンで型取りして溶解した錫合金を流し込むと、種が出来ます。


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溶かした金属は非常に熱いので、流し込む時はかなり気を使います。

立場上、大やけどなんて労災事故は絶対に起こせませんので。。


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湯口や余計なバリ取りをして研磨するとこんな感じです。


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原型(左)と金属に反した種(右)


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この種を数個作ったら量産用の型を作ります。

ここから先は専用の機械が必要なのでキャスト屋さんにお任せ。

鍍金を付ければ出来上がりぃ。


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でも、手の平サイズのこんなに小さい釻、何に使うんだろう??って思いません??

それは、「太鼓大好き!!」な郡山企画広報室長が、どこでも気軽に持ち運べる太鼓が欲し~ぃ!!!

と開発した「音色シリーズ」の新作。平胴太鼓に使う為、新たに原型を作ったのです。


社長の拘りで菊座部分は金の差し分け金鍍金になり、グッと高級感が増しました。


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この平太鼓最大の特徴は、新開発の専用台、なんと15点のパーツに分解可能。


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別売りの専用キャリーケースに太鼓と台がコンパクトに収納でき、

女性でも手軽に刳り貫き胴の太鼓を持ち歩く事が出来るという優れもの。


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弊社西浅草店にて好評販売中です。

 

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以上、珍しく売り売りな内容にまとめてしまった 製造本部長 浅野浩章 でした。

 

追伸

今日も職人紹介します。

一人目は

本       名 : 林 圭太(はやし けいた)

出  身  地 : 神奈川県 秦野市

出 身 校  :  玉川大学

血  液  型 : A型

入社 動機 : ものづくりが好きで、永く残るものを作りたかったから。

趣    味 : 音楽鑑賞(PVNK LOCK)

長所 : 明るい  短所 : 短気

自己PR : 仕事を一生懸命頑張ります。

浅野コメント : 現在、縫物職で締太鼓の皮を縫う修業中。

仕事は一生懸命頑張るのですが・・・

「酒を飲んだら虎を噛み、親子の見境のつかねぇ~」って森の石松みたいな一面が・・・

普段はおとなしいのに酒が一滴入ると「だからなんだっつぅんだよ!」と突っかかって来ます。

入社当初は、居酒屋のトイレから出られなくなってしまうこともしばしば

昨年パパになったので今後の成長に期待です。

 

 

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二人目は

本       名 : 内藤 大輔(ないとう だいすけ)

出  身  地 : 東京都 足立区

出 身 校 :  岩倉高校

血  液  型 : AB型

入社 動機 : ものづくりが遣りたくて、製造業の会社を探していたところ、神輿・太鼓と珍しいもの

を作っている会社を見つけ、面白そうだなぁと思い入社しました。

趣    味 :  音楽鑑賞、釣り、体を動かすこと(最近はビーチボールバレーにハマってます。)

長所 : 何事もポジティブに考えられる、笑いが絶えない

短所 : 声が大きく周囲に迷惑を掛ける事が多々ある

浅野コメント : 私が初めて直接教えた後輩です。

明るく何事にも挑戦するので、頼もしい存在。

東日本大震災後に瓦礫から太鼓を作るプロジェクトでは、トラックで車中泊しながら東北を巡り

瓦礫を収集する作業に自ら志願して付き合ってくれました。

私に最も怒られ、そして最も褒められている可愛い後輩です。

 

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三人目は

本       名 : 藤戸 誠(ふじと まこと)

出  身  地 : 東京都台東区

出 身 校  : 台東区立蔵前中学校 

血  液  型 : A型

入社 動機 : 神輿を塗りたかったから

趣    味 : 釣り ・ スキー ・ バイク

長所 : 何事にも真っ直ぐな性格

短所 : 真っ直ぐ過ぎるところ

浅野コメント : 元々浅草の花川戸でお爺さん、お父さん、藤戸さんと3代続いた塗師屋さん

当社とは直接取引がありませんでしたが、他の神輿メーカーや仏具関係の漆塗りを遣っていました。

仏具など中国製の安価な物に押され、国産品の需要減少と共にご実家は廃業。

サラリーマンとして再スタートしていたのですが、当社の塗師職が忙しくなった為、入社頂く事に

ご本人も長年続けてきた塗師の仕事を続けられると喜んで頂いたので、とても良かったと思います。

真面目に黙々と作業に打ち込んでいる姿を見ると本当に塗師職向きなんだなぁと思います。

 

 

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それでは、次回をお楽しみに!!

2015年10月 5日
チャレンジ。

 

皆さん

 

こんにちは。

今日は、またまた変わった物を頼まれたお話です。

 

今回は何を頼まれたかというと「ドラムの胴」です。

一般的にドラムの胴は、ベニヤ板を作るように薄い板を丸めて何層にも張り合せた物ですが

今回のご依頼は欅の無垢材で作って欲しいとのこと。

最初は、和太鼓の胴と同じように一木の刳り貫きを希望されていましたが、ご希望の寸法のものを作る

為には原木から荒木取、乾燥と最低でも3年以上お待ち頂かなくては出来ない事や、欅自体が非常に

狂い易い材であることなどを考え十分に乾燥した材を張り合せて作る事にしました。

 

先ずは、弊社の倉庫で3年以上自然乾燥させた欅の板を必要な寸法に製材して行きます。

 

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次に手押し鉋盤、自動鉋盤で寸法を整えて行きます。


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角度を付けた板を各20枚ずつ張り合せて、バスドラ、フロアタム、スネア、タムタムの4つを作ります。

 

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ここで慌ててはいけません。

接着面が平滑でないと強度が十分に出ない為、1枚1枚鉋を掛けて接着面の仕上げと角度の微調整を行います。


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単純に面と面との接着だけでは十分な強度が得られない為、今回は製材した時の落しで雇い実(やといざね)

を入れました。

下の写真の薄い板を雇い実(やといざね)と言います。

これは、板と板を隙間なく継ぎ合わせる時の加工の一つで、継ぎ合わせる材料で凹凸を作りはめ合わせる

加工を本実(ほんざね)と言い、今回のように繋ぎ合わせる材料を凹と凹に削り、実(さね)を別の材料で

作るものを雇い実と言います。

他にも「そぎ継ぎ」、「矢筈継ぎ」、「相じゃくり継ぎ」なんて方法もありますが、

用途に応じて使い分けます。


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全て張り合せるとこんな感じです。

今回は強度重視で1液のウレタン系接着剤を使用しました。

木工用ボンドは手についても水で洗えば良いのですが、ウレタン系の接着剤は溶剤で拭いても

いつまでもベタベタ感が残るので大っ嫌いです。


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これらを旋盤で削って行くのですが、ここがまたシビレる。

何がシビレるかというと・・・

張り合せる時に入れた雇い実の厚みが3㎜、幅が12㎜あり、ドラム胴の仕上がり厚さが10㎜なので、

雇い実と外径、内径の距離は3㎜弱しかありません。

回転させる胴のセンターが少しでもブレると実が表面や内面に「こんにちは~!!」してしまいます。

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また、真っ直ぐに削るというのは簡単そうに思えますが、全く誤魔化しが効かないので、


非常に難しいんです。(和太鼓削るより難しいかも。。)

 

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雇い実君が「こんにちは~!」することもなく、両端の口径がピタリと合って一安心。

4個とも外径は綺麗に削り上がりました。


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内径を削っているところは企業秘密なのでごめんなさい。

歌口を加工し、塗装を施せば

じゃ~~~~ん。。

ドラム胴の完成で~す。

 

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外側は、「音色」シリーズと同じ塗装に

 

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中は透明のウレタン塗装

 

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端面(唄口)は、ドラムの加工を手掛ける職人さんに遣って頂きました。

特にスネアは、スプリングを張る部分の加工が有ったり、和太鼓の端面加工と違うので勉強になりました。

手前味噌ですが、よ~く見ないと継ぎ目がどこなのか分からない位。 良い仕事しちゃったなぁ

 

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ここからは、お客様ご自身で金具類を取り付けドラムセットにするそうです。

ジャズのドラムを遣っているそうなので、出来上がったら演奏を聞かせてもらおうと思います。

 

桶胴を作ったり、以前ご紹介した「蔓桶」を作ったりしているので、出来ない事は無いなぁ~とお受けしましたが、

㎜単位の加工精度が必要なのは自分なりにもある意味チャレンジでした。

以上、これでまた一つ変な自信を付けてしまった 製造本部長 浅野浩章でした。

 

追伸

今日も職人紹介します。

一人目は

本       名 : 永山 武(ながやま たけし)     ニックネーム : なし

出  身  地 : 宮崎県 宮崎市

出 身 校  :  東大

血  液  型 : A型

入社 動機 : 自分で叩いたことは無かったが、昔から太鼓の音色、迫力が好きだった。

また、日本人として生まれて来たので、折角だから日本固有のものづくりをしたかった。

趣    味 :  チェロ、キャンプ

長所 : めったに怒らない  短所 : うっかりしているところ

自己PR : 子供が生まれたので、背中で語れる父親になれるよう日々精進しています。

浅野コメント : 永山君が入社したいと履歴書を持って来た時は本当にビックリしました。

東京大学工学部しかも新卒ですよ。

「もっと他に良いとこ有るだろう。。??」って親御さんに申し訳ないと思ってしまいましたね。

でも、それだけ遣りたかった仕事と見えて、今では工場の中堅として縫物職を頑張ってくれています。

「さかなクン」に良く似てます。 ギョギョって言ってぇ~!!

 

 

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二人目は

本       名 : 嘉志摩 直樹(かしま なおき)     ニックネーム : あんちゃん

出  身  地 : 千葉県 船橋市

出 身 校 :  船橋二和高等学校

血  液  型 : O型

入社 動機 : 太鼓が作りたくて

趣    味 :  ゲーム、体を動かす事

長所 : 人に頼られる   短所 : 自己主張が強い

浅野コメント : 2歳から太鼓チームに所属していて、根っからの太鼓好き。

早朝野球ではキャッチャーを遣ってもらってます。 (私の変化球を取るのに苦戦中)

趣味のところに「和太鼓」って書かないところがひねくれていて嘉志摩君らしい。

プライベートでも一緒に神輿を担ぎに行ったり、可愛い後輩です。

 

 

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三人目は

本       名 : 待田 耕太(まちだ こうた)     ニックネーム : なし

出  身  地 : 親が転勤族なのではっきりしていません。

出 身 校  :  駒沢大学

血  液  型 : B型

入社 動機 : 神社仏閣、祭礼など日本文化が好きだったから

趣    味 : 巨大UMAに関する記事を読むことです。(なんのことやらさっぱり分からん。by浅野)

長所 : 明るく元気     短所 : 字が汚い、雑

自己PR : 字は雑ですが、仕事は細かく丁寧に頑張ります。

浅野コメント : 前職は、個人経営の木工所で修業していました。(月給?小遣い?5万円)

仕事が無いからと親方が給料を払ってくれず、困りに困って、自ら弊社へ木工の仕事ありませんか?

と営業に来ました。 何度か細かい物をお願いしていたところ、突然親方が亡くなってしまい木工所は廃業。

行く当てが無いと相談に来たので、一緒にやることに・・・

学芸員資格を持っているなど、チョット変わった一面もありますが、先月パパになり一段と頼もしくなりました。

 

 

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それでは、次回をお楽しみに!!

 

2015年8月 3日
生まれ変わる。追伸

皆様

連日暑い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?

前回「生まれ変わる。」という題で伊勢神宮の橋脚御用材を太鼓にしたお話を書きましたが

今日は、その太鼓を無事に富岡八幡宮様へお納め致しましたのでご報告です。

 

IMG_0992.jpg

お祓いを受けて拝殿へ

今回製作した太鼓は秋の大祭で「湯立神楽の際に使用されるとのことです。

伊勢神宮の御用材がどんな音色を奏でるのか?興味のある方は是非お参りして見て下さい。


以上、ご報告まで    製造本部長 浅野浩章 でした。

 

2015年7月21日
生まれ変わる。

皆さんこんにちは。

 今日は、大変貴重で珍しいものを太鼓にしちゃったおはなしです。

ご依頼を頂いたのは、富岡八幡宮様

神輿好き。祭り好き。が富岡八幡宮と聞けば水掛け祭りで有名な深川の富岡八幡宮を連想した

ことと思いますが、富岡は富岡でも横浜市金沢区富岡の富岡八幡宮様。

私は、母親の実家が同じ金沢区の能見台というところにあった為、

祖父から「深川の富岡八幡さんは、富岡の富岡八幡さんの分社なんだぞ。」とよく聞かされていました。

祖父の地元贔屓だろうと思っていましたが、お仕事を頂いたので調べてみるとウィキペディアにも書いてありました。

 

さてさて、何を太鼓にしたかというと・・・

これまた珍しいお宝。

第62回式年遷宮の為に平成21年に架け替えられた宇治橋御用材の切り落としです。

 

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 欅の丸太は芯を貫いてしまわないと「芯割」といって、芯から放射状にバリバリ割れてしまいます。

でも、この材は芯を残したまま殆ど割れ無く乾燥されています。

流石は伊勢神宮の御用材。手間暇掛けて養生しながらじっくり乾燥させたことが窺えます。

「伊勢神宮の御用財を調達して、養生するなんて仕事してみたいなぁ~」と思いつつ

こんな素晴らしい材を加工出来るのは神のご加護か?導きか?

お預かりしたからには立派な太鼓に生まれ変わらせねば・・・とついつい熱が入ります。

先ずは仕上がりの寸法を決めて芯を刳り貫きます。

 

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 芯を抜くとこんな感じです。

右側の芯材は製材して剥ぎ合わせ太鼓の台にしたいと思います。

 

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ここで慌ててはいけません。

 

何事も焦りは禁物。

木が含んでいる水分を計測。


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丸太としては十分に乾燥している方だと思いますが、18%と太鼓にするには今一つ乾燥が足りません。

14~15%位まで乾燥したところで太鼓の形に削って行きたいと思います。

 

何故かって?

 

乾燥が十分でないまま仕上げてしまうと割れてしまうからです。

木口にボンドを塗って割れ止めを施し、しばらく倉庫で眠ってもらいます.

 

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半年ほど乾燥させて周りをサッとひと削り

もぅ良いだろう!と思って削ってみましたが、削ったところを触ってみると

まだ少ししっとりしています。

この状態で、更にもう暫く眠ってもらうことに・・・


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 乾燥した材とはいえ、材料をお預かりしてから約1年

やっと太鼓の形に削り上げることができました。 

 

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中も勿論きれいに削って仕上げます。

下の写真は半分だけ中を削ったところで、下の方の削っていない部分との差を見ると50㎜近く削っています。

 

おがくずになってしまうのは、なんだか勿体無い気がしますが、音に影響する部分なのでこの削りは大切です。


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胴が出来上がったところで、宮司様に太鼓の中へご由緒を書いていただきました。

 

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次は皮張です。

富岡八幡宮様にある神楽用の既存太鼓が馬皮を張ってあったので、同様に馬皮を張っていきます。 

 

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馬皮は非常に硬く、反面脆いという特性があり、微妙な力加減が要求されます。

 

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また、乾燥による張力の変化も大きいので、張り上がって直ぐの音と、2、3日経って乾いた時の音が全く異なります。

乾いた後の音色を想像して音を決めます。

鋲を打って皮を止めれば太鼓は完成です。


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 次は台

冒頭にも書きましたが、太鼓を貫いた芯材を台の材料にしていきます。

下の写真、手前が橋脚材の高さを詰めた時の残り、奥が芯材を製材したものです。 

 

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幅が足りないので、複数枚を張り合わせて使います。

 

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 しっかり着いた事を確認してミシン(糸鋸)で挽いていきます。

挽いてる途中はこんな感じ

 

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 出来上がったのはこちら

 

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 以前、職人紹介コーナーでイラストを紹介した仕上職の阿部好香ちゃんに塗装をお願いしたら

「今、秩父型台を大量に塗っているので、後にして下さい。。」と怒られてしまいました。

悔しいので好香ちゃんの塗装風景を隠し撮りしてきました。

 

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その間に太鼓に文字を書き入れて貰うことに。。。

 待つこと数日。

台の塗装も出来上がり、文字を書き入れた太鼓が完成しました。

立派な太鼓になり、末永くご愛用頂けることと思います。

 

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以上、頼まれると何でも太鼓にしちゃう製造本部長 浅野浩章 でした。



追伸

今日も職人紹介します。

一人目は

本       名 : 野村勇太(のむらゆうた)     ニックネーム : ノムさん

出  身  地 : 東京都大田区

出 身 校  :  東京学芸大学

血  液  型 : O型

入社 動機 :  大学のサークルで太鼓やお囃子をやっていたので、太鼓に携わる仕事がしたかった。

趣    味 :  祭礼巡り

長所 : マイペース  短所 : マイペース

浅野コメント : 製造部補助希望で面接に来ましたが、一目見て「不器用だな」と判断。

                         地頭は良さそうだったので、生産管理の仕事を任せてみることに・・・

                         理詰めで話をすることから、最初は各職長達も怪訝な顔をしていましたが、

                         管理から製造現場を支える地道な努力によって、今では「ノムさん~!!」と

                         皆に頼られれる存在に。。

 

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二人目は

本       名 : 黒鎺 登(くろはばき のぼる)     ニックネーム : くろちゃん

出  身  地 : 東京都墨田区

出 身 校 :  不明

血  液  型 : O型

入社 動機 : 不明

趣    味 :  車

長所 : 長距離運転   短所 : 嫌いな事になると集中力が一気に落ちる。

浅野コメント : 以前は、弊社が地方への運搬などを専属でお願いしていた運送会社に勤務していました。

                         特に宮内庁楽部様が地方公演で使用する弊社の鼉太鼓(高さ約7Mの火焔太鼓)を運搬する

                         仕事で弊社の職人達と作業をしているうちに仲良くなり、気付いたら入社していました。

                         車が大好きで、運転も大好き。

                         地方へ行く時など、「車中泊したい」とホテルを取ると逆に怒られてしまいます。

                         最近、少し大人になって北海道行は仙台からフェリーに乗ってくれるようになりました。

 

 

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三人目は

本       名 : 影山裕一(かげやまゆういち)     ニックネーム : なし

出  身  地 : 東京都足立区

出 身 校  : 村田簿記学校 

血  液  型 : O型

入社 動機 : 以前は、弊社の木工事をお願いしていた協力会社に勤務していました。

そちらが廃業してしまい弊社へ。

趣    味 : 釣り(砂浜のルアー釣り)

大潮と休みが合わずなかなか釣れません。

長所 :  任せてもらえれば責任もって最後までしっかり遣ります。

短所 :  手を掛け過ぎて時間が掛かってしまうこと

浅野コメント : 木工職の職長をお願いしています。

                         技術もしっかり有り、頼れる存在ですが、気が優しいので全て自分で遣ろうとして

                         いつも一杯一杯な感じです。

                         奥様のご実家が浅草でちゃんこ鍋・魚介料理屋「浅草おかべ」をやってます。

                         お店で「宮本職人の手仕事ブログ見た。」と言って頂くと、名物どじょうのから揚げ

をサービスして頂けるそうです。

 

 

 

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 それでは、次回をお楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年5月25日
蔓桶作ってみた。

皆さんこんにちは。

今日も珍しいものを作ってみましたのでご紹介します。

「蔓桶」(かずらおけ)ってご存知ですか?

私もこの仕事を引き受けるまであまりよく知りませんでした。

能や狂言、歌舞伎などで小道具として腰掛けや茶壺、酒樽、杯などに見立てて使われる蓋の付いた桶です。

現物はこんな感じ

 

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こんな風に蓋が開きます。

 

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なんだか加工が大変そう。

何でも屋さんみたいになっちゃうから嫌だなぁ~・・・ 断っても良いかなぁ~と思っていたら

営業担当が、「色々調べたんですけど他に出来るところ無いみたいなんです。」とやって来ました。

「他で作れない。」と聞くと変に燃えてしまう私の性格を知ってか知らずか?

なんか成り行きで作ることになってしまったんです。

とはいえ、受注したからには見本通り、いや見本以上に作りたい。

見本が漆で塗ってあるので、素材は何だろう?どうやって作ったんだろう?と眠れない日々が・・・

既に漆が剥がれている部分や重量から、桐材を張り合わせて桶を作り蓋と底を付けた物だと断定。

足の部分は桐では弱そうなので、檜を使うことに。

作り方が決まってしまえば後はひたすら手を動かすのみ

てな訳で桐材を桶状に張り合わせて周囲の溝を付けてみました。

 

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なんでこんな風に段々になっているんだろうなぁ?????と訳も分からず見本通りに作っていたのですが

どうやら本来は、蔓植物(つるしょくぶつ)で編んだ桶を漆で塗り固めたものだったようです。

それを再現したのがこの段々というか波波というか・・・

だから蔓桶(かずらおけ)って言うんだぁ~と一人で納得しながら作業に戻ります。

蓋になる部分と底になる部分を一緒に作って後から切り離すことに。

どうやって作ったら効率よく出来るか?を考えるのは意外と得意なんですが、

社長には「どぅ楽するかでしょ!?」と言われます。

 

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蓋と底の継ぎ目は強度が必要なので檜で補強しました。

 

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合わせ目はこんな感じです。

 

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昔の職人さん、足の部分にまで溝が彫ってあってなかなか細工が細かい。

 

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悔しいので忠実に再現してやりました。


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てな感じで完成したのがこちら! じゃん。。


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 桐は木目の繊維が強いので、蓋の部分の微妙な丸みを綺麗に削るのに苦労しました。

 

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はい!  私の仕事はここまで。。

ここからは、塗師にバトンタッチです。

漆塗りは、木地固めから上塗りまで27工程。およそ3か月掛かります。

3か月後に気が向いたら改めて完成品の様子をお伝えしたいと思います。

以上、自分の手を離れると急に興味が薄くなる製造本部長 浅野浩章 でした。

 

追伸

今日も職人紹介行きます。

一人目は

本       名 : 和高 健一(わたかけんいち)     ニックネーム : なし

出  身  地 : 栃木県宇都宮市

出 身 校 :  城南職業能力開発センター

血  液  型 : B型

入社 動機 : 長く使われるものが作りたくて入社を希望しました。

趣    味 : キャンプ

長所 : 何事にも興味を持って取り組む    短所 : 飽きっぽい

浅野コメント : 大道具や店舗什器製作の会社を経て入社してきました。

           ちょうど弊社の太鼓館を大々的に改装しようとしていた時に応募して来て、

                   私が面接したのですが、正直「カモが葱背負って来たぁ。」と思いました。

                   そして、入社後2か月位は、太鼓館改装の内装工事を手伝って貰うことに・・・

                 本人は「何の為に転職したのか分からない。」と言っていましたが、

                 私は、浅野工務店の職人が一人増えて心強く思っています.

                 (注:浅野工務店=社内の大工工事を行う非公認の部署です。)

 

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二人目は

本       名 : 山下 佳一(やましたけいいち)     ニックネーム : ケイちゃん

出  身  地 : 東京都台東区

血  液  型 : A型

入社 動機 : 親父が勤めていたから

趣    味 : ゴルフ、爺ちゃん(孫が生まれてメロメロです。浅野感)

長所 : 責任感が強い          短所 : 細か過ぎる(こだわりポイントがニッチ)

浅野コメント : 私が入社当時から可愛がって貰っている兄貴的存在です。

                  親父さんも一緒に働いていて、親子2代で当社の職人です。

                   今年の3月に台東区から優秀技能者として表彰されました。

                  最近大分丸くなり、似顔絵は優しそうですが、二十数年前はアフロでハコスカに乗って

                    いました。

                 作業着のベルトのバックルは差分け鍍金を施した「山下」の文字が光るオーダー品、

                   その辺りが昔のやんちゃっぷりを色濃く残しています。(昔の写真載せてぇ~) 

 

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三人目は

本       名 : 森 精一郎(もりせいいちろう)     ニックネーム : 精ちゃん

出  身  地 : 東京都文京区

出 身 校 : 城東職業能力開発センター

血  液  型 : A型

入社 動機 : 幼いころから祭りが好きで神輿に興味があり、また物作りが好きだったので

将来神輿を作る職人になりたいと思い入社しました。

趣    味 : 神輿担ぎ、寺社仏閣巡り、大工道具いじり、刃物研ぎ

長所 : 我慢強い          短所 : 物覚えが悪い

今ハマっていること : 能面作り、骨董市巡り

浅野コメント : 工場の最年少。口煩い先輩達の指導にも動じない図太さは、将来大物を予感させます。

                    自分でも短所に「物覚えが悪い」とあげているくらいですが、一歩ずつ成長してくれれば

                    と思います。

 

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それでは、次回をお楽しみに!! 

2015年5月18日
三社祭のあと

皆さん

こんにちは、先週末は三社祭でしたが皆さんは如何お過ごしだったでしょうか?

連合渡御に参加する。眠い目をこすって氏子宮出しに行く。徹夜で祭り談議に花をさかせて一般宮出しで燃える。宮入、倉入れまで・・・、

担ぎ手の数、観衆の数だけ様々な人が様々な角度で三社祭の思い出を作ったと思うと、浅草神社例大祭は、祭り好き、神輿好きにとって本当に大きなお祭りなんだなぁと改めて実感しました。

さて、先週の水曜日に弊社ツイッターにこんなツイートをしました。

「弊社工場では三社祭りの準備が始まっています!今日ははれてよかった~」

その時の写真です。

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工場の職人達にとっては、毎年恒例の行事の一つ、何気無い日常の様子ですが、

皆さんには大変興味を持って頂けたようで、リツイートも沢山頂いたので、

第二段。続きをブログでご紹介することにします。

弊社工場では、毎年浅草の町会様より大切なお神輿を大小約20基ほどお預かりしています。

三社祭の週の水曜日、工場総出でお預かりしているお神輿を出して飾り付け、

金曜日の午前中までに全てをお届けし、皆さんお待ちかねの宵宮渡御となるわけです。

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土曜日と日曜日は、町会神輿、本社神輿に何か異常があっても直ぐに駆けつけられるように交代で待機しています。

とはいえ、職人もみんな神輿が大好き。仕事の合間を縫って神輿を担ぎに行きます。

私も・・・

大人神輿にかろうじて肩が届くようになった長男と本社を担いだり・・・

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次男の子供神輿に付き添ったり・・・

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そんな、こんなで楽しい時間はアッという間に過ぎて行きます。

宮入、倉入、御霊返しの儀を見届けて、、御霊入れの儀から始まった三社祭りの熱~い4日間が終了しました。

 

さてさて、今日の工場は・・・というと

朝から続々とお神輿が帰って来るのです。

 

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今日も、引取り班、清掃梱包班に分かれて、工場総出で行いました。


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お神輿本体や付属品などを綺麗に掃除して、紙で包みます。

 

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包まれたお神輿はこんな感じです。

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それをさらに木箱へ入れて

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来年の三社祭まで本社工場で保管されます。

 

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明日は、お預かりしている曳太鼓や担ぎ棒の片付け、町会様へ出張清掃・梱包

明後日は、本社神輿の清掃・梱包と、弊社職人達の三社祭はまだまだ続きます。

以上、脹脛と腰が痛い製造本部長 浅野浩章 でした。


追伸

今日は、三社祭でクタクタなので職人紹介はお休みさせて頂きます。

次回は必ず遣りますので、次回をお楽しみに!!

 

 

 

2015年4月21日
「祭支度」ご存じですか?

皆様、ご無沙汰しております。

 

いよいよ本格的に春らしい陽気になり、お祭りシーズン到来です。

今年はチョット寒かったけど、私は4月の1週目から神輿を担ぎました。

以前、私のブログで「今戸神社例大祭!一緒に神輿を担ぎませんか?」 と題して神輿の担ぎ手を

募集したことがあります。

この時応募して下さった方は2名でした。

それから、「もっとたくさんの方に参加して欲しい。」「どうしたら参加し易いのか?」など色々考え

子供の保育園や学校のママ友、パパ友に話を聞いてみると

「お祭りってみんなでわいわい楽しそうだけど・・・

うちの近所でもやっているけどなんだかルールが多そう・・・

参加したいけど何を着たらいいのか分からない・・・」などなど

私のように生まれた時からお祭りの中で育った祭りバカには想像も出来ない答えが・・・

ちょっとショック!

 

そんな事で悩んでいた時、弊社の美人企画広報室長がやってくれました!!

祭り衣装の基本や着こなしなどをご紹介する祭り衣装スタイルブック「祭支度」なるものを製作するというのです。

 

第1号では、実際に祭場で「粋だね!」って着こなしをしている方を撮影してご紹介。

三社祭は例年仕事で大忙しの私ですが、老若男女色々な着こなし、拘りをみるのは楽しいものです。

ちなみに第1号の表紙は、私の後ろ姿チラリでした。

 

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第2号では、浅草で老舗扇子店「文扇堂」を営む荒井修さんと江戸文字・寄席文字書家の橘右之吉さん

生粋の江戸っ子おやじお2人に祭り衣装の着こなしについて熱く語って頂きました。

 

そしてこの春、内容を更にパワーUP!!

第3号は「祭の未来を創る人のミニマガジン」とサブタイトルを付け、さらにお祭りを知ってもらおうと

祭礼紹介と実際にお祭りに参加してのイラストマップ。そして着こなし紹介も引き続き。。。

と欲張りな内容です。

 

また巻末には今回初めて「“祭り人”かわら版」というコーナーが出来ました。

「これだよ!これ!! 待ち望んでいたのは!!!」と思わず言っちゃいました。

なんとこのコーナーではお神輿の担ぎ手、山車の曳き手を募集されている団体をご紹介。

また、祭礼情報など掲載したい団体様を大募集!

そのうち今戸神社例大祭の担ぎ手募集もちゃっかり載せてもらおうと密かに企んでおります。

 

この1冊がきっかけでお祭りに興味を持って頂けたり、参加される方が増えればとても嬉しいです。

 

尚、この祭り衣装スタイルブック「祭支度」は、弊社西浅草店

今回「“祭り人”かわら版」で山車の曳き手を募集して下さった赤坂氷川神社さんにて好評配布中です。

 

祭り好きの人も、これから祭りに参加したい人も是非一度ご覧下さい。

 

お囃子が聞こえて来ると仕事が手に付かなくなってしまう製造本部長 浅野浩章 でした。

 

 

追伸

今日も職人紹介行っちゃいます。 

一人目

本       名 : 片平 秀(かたひら しゅう)     ニックネーム : しゅうちゃん(本人は片さんと呼んで欲しいらしい)

出  身  地 : 千葉県市川市

出  身  校 : ものつくり大学

血  液  型 : O型

入社 動機 : 祖父をはじめ身近に物作りに携わる人が多く、物作りの仕事に憧れていたから

趣    味 : 鏝絵 ・ レザークラフト

長所 : 一つのことをコツコツとやるところ    短所 : 説明が下手なところ

今ハマッっている事 : 最近手芸にハマッていて、休みになると何かしら制作しています。

オリジナルも作りますが、イラストなどを元に再現して作り楽しんでいます。

全体的にミニサイズでの作品が多い傾向です。小さくする難しさが楽しかったりします。

浅野コメント : 神輿部木工職に所属していますが、太鼓のバチ類(主に樫バチ)を製作して貰っています。

女性ならではの繊細さで、彼女がバチを作るバチは評判も上々です。

 

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二人目

本       名 : 小原 昭彦(こはらあきひこ)     ニックネーム : こはっち

出  身  地 : 東京都台東区

血  液  型 : A型

入社 動機 : 物作りの仕事がしたかったから

趣    味 : 写真

長所 : 細かい    短所 : 細かい

浅野コメント : 宮本職人の手仕事ブログで「漆の世界」を紹介してくれた小原さんです。

似顔絵からも分かるように美少年(私と同じ歳なのでもぅおじさん)だった。

何をやっても繊細で、たまに自分の細かさにイライラしているところが笑えます。

 

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最後は

本       名 : 古木 健一郎(ふるきけんいちろう)

出  身  地 : 東京都江東区

血  液  型 : O型

入社 動機 : 実家が漆器の製作をしていて、神輿の塗りをやりたかった。

趣    味 : 神輿を担ぐこと

長所 : 黙々と仕事に向き合えること    短所 : 言葉数が少ないこと

浅野コメント : 神輿部漆塗職の親方として日々黙々と作業をしています。

プライベートでは、私と同じ神輿の同好会に所属。口には出しませんが神輿を担ぐのが相当好きです。

気が優しく、控えめな物言いは工場の若手のものまねの対象です。

 

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長々とお付き合い頂きありがとうございます。

それでは、次回をお楽しみに!

 

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宮本の技
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