太鼓・和太鼓・神輿の製造・製作・修理・販売・レンタル|宮本卯之助商店

太鼓・和太鼓・神輿の宮本卯之助商店
ご相談・お問合せ
ENGLISH
オンラインショップ
ホーム
太鼓・和太鼓
神輿
祭り用品
神具
太鼓・神輿レンタル
修理
会社情報
ホーム > 伝統芸能の継承
伝統芸能の継承
2016年2月16日
奈良大立山まつり

例年冬時期は閑散期のはずが、今年の冬は殊の外熱い冬になりました。

 

1月29日から5日間に渡って今年初めて開催された奈良の大立山まつり

四天王を象った4基の大立山(写真下)が平城宮跡を雄大に練る今年初開催のお祭。その巡行に合わせての和太鼓演出を担当させて頂きました。

 

unnamed-2.jpg

 

 

真冬の開催とあって長く現場にいるとさすがに応えますが、

それでも済んだ空気に映えるこの大立山を見ると壮観!

毎日パワーをもらいました。

 

 

unnamed-1.jpg

 

 

出演者には地元奈良を拠点に世界的に活動する舞太鼓あすか組さん、

弊社ワークショップでも登場した山田瑞恵さん率いるDIA+さん、

そして倉敷天領太鼓の山部泰嗣さん。

 

とにかく初年度という事もあって変更も沢山あったし、

とにかく寒かったですが、

そんな事を超えて、

とにかくとにかく楽しく充実した時間になりました。

 

大極殿を背負っての雄大な太鼓の舞台から、

大太鼓群の響きが天地を鳴動させ、

締太鼓の甲高い音が寒空を突き抜けていきました。

そして、その中を明かりの灯った4基の大立山が

夜空と美しいコントラストを描きながら練っていく姿は圧巻でした。

 

2016-02-05 14.11.07.jpg

オープニングは古都奈良に相応しく厳かに、そして徐々に激しくなる大太鼓は

舞太鼓あすか組の皆さん。

 

DSC_2682.NEF.jpg

そして中盤大立山が舞台前に勢揃いする頃にはDIA+さんの雷群。

激しい打ち込みと燕返しに大立山巡行もヒートアップ。

 

2016-02-05 14.10.57.jpg

そしてクライマックスは再び舞太鼓あすが組が登場。

天に向かって高く振り上げた長バチが大立山巡行は最高潮に。

 

現場にはいつも急な変更が付き物ですが、

今回は出演者チームも制作チームも本当に気持ちの良いメンバーに恵まれ、

様々な局面にも前向きに取り組む事が出来き、

本当に充実した時間になりました。

 

unnamed-3.jpg

今回の出演者とのご縁を繋いでくれた山部泰嗣さん。

舞台袖での真剣な表情。

 

祭も芸能も心。

そう感じられる素晴らしいメンバーで仕事ができた事、

そして多くの方々にご来場頂けた事に感謝の気持ちで一杯です。

最後は勿論打ち上げ!

最高に熱い冬の奈良でした!

 

IMG_0255.JPG

 

 

宮本芳彦

 

2015年4月 8日
始まりの季節。太鼓始めてみませんか?

春は始まりの季節。

桜も咲いていよいよ春本番です。

昨年の5月にオープンした和太鼓スクールHibikus横浜ももうすぐ一周年。

只今、春の大募集キャンペーン中で入会金半額です!

 

「響く」と「us (私達)」でヒビカス。私達が響く。私達に響く。横浜を響かす。と大きな理想への最初の一年。幸いにも多くの生徒さん達と素敵な講師陣、スタッフに支えて頂いて、段々と太鼓を通じて人々が幸せになる「場」になってきました。

 

 

hibikus3.jpg

 

 


ヒビカスって他のスクールと何が違うんですか?とたまにご質問頂きます。ヒビカスが大切にしているのは、お教室として上質なものをお届けしたいという事でしょうか。それは講師陣であり、プログラムであり、施設やスタッフと様々な面であり、その総合としてもです。

 

 

 

 

 

ヒビカスの館内は清浄さを表す白を基調にしています。ただ単にお稽古事というだけではなく、お教室では心清らかに太鼓と向き合う場であって欲しいし、教室外でもお互いに気遣いや敬意を大切にして、礼を持って臨む場所であって欲しい。そんな想いを込めました。

 

 

hibikus5.jpg

 

 

質への拘りは、他のお教室よりも基礎練習をしっかりという地味な部分にもなりますが、やっぱり基礎があっての応用です。労を取るからこそ成果も大きい!勿論、講師陣も仲間もいるので皆さん楽しく取り組んで頂いています。

 

目下、7月5日に開催する初の発表会に向けて、教えるほうも教わるほうも熱が入ってきています! 

太鼓やってみようかな〜と思った方はこの春を始まりの季節にしましょう!

詳しくはヒビカスホームページまで!

www.hibikus.com

 

hibikus1.jpg

因にバチや当り鉦、太鼓も売ってます!

浅草までは遠いという神奈川方面のお客様はヒビカスへ是非。

 

宮本芳彦

2015年3月26日
にっぽん文楽プロジェクト

あっという間に桜の季節が近づいてきました。まだ少し肌寒い中、先週は屋内外のイベント尽くし。19日から22日六本木ヒルズアリーナにて開催された「にっぽん文楽プロジェクト」。文楽の振興のために全く新たな取組みとして、弊社では幔幕や幟などの製作の他、非力ながらアドバイザーという肩書きでお手伝いさせて頂きました。

 

前日からの設営は、弊社からも10名程で大道具さんや舞台建築と上手く時間調整をしながらの設営。職人ブログでおなじみの浅野本部長以下の迅速な動きで仕上がりも上々。こうした各社協力しての作業の中で、引けを取らない動きをしてくれるのはとても誇らしいです。

 

 

 

IMG_7112.JPG

 

 

「飲みながら食べながら文楽」をコンセプトに、日本財団さんを「大旦那」として真剣に遊んだこの企画。都市空間で古典芸能というギャップのあるロケーションに加えて、たった四日間のために桧舞台を新築と贅沢な企画。飲み物と食べ物にも拘って、お料理研究家の大御所松本忠子先生監修のもと上方芸能ともご縁の深い大和屋さんが手間を掛けたお弁当を開発。舞台を見ながら食べるために全て片手で食べられるようにという配慮まで。お酒も日本酒好きの中村プロデューサーの選りすぐりを用意。勿論弊社で製作した幔幕類や櫓幕なども可能な限り昔ながらのやり方に拘って風情がある空間を作りました。

 

 

IMG_7194.JPG

 

 

 

IMG_7252.JPG

 

 

当日会場に入られたお客様をふわっと桧の薫りが包み込み、ちょっと一杯飲もうかなという空気が自然と生まれ、お客様が高揚していくのが感じられた時、安堵と共にこの仕事のお手伝いが出来て良かったと嬉しくなりました。

 

利便性が幅を利かせる昨今。簡単便利を積み上げていれば、ぱっと見はそれなりでも奥行きのない、似て非なる物が出来上がったはず。手間の積み重ねが質感を生み、風情となってお客様の心に届く。勿論採算を考えると難しい事は沢山あるでしょう。それだけに今回の企画は文化に対する支援の在り方と、文化的な豊かさを大切にしていくために一石を投じた企画となったと思います。

 

にっぽん文楽プロジェクトは次回公演も予定中。これからも応援をお願い致します。

 

 

 

 

2015年1月 8日
あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年は弊社としても大きなチャレンジとして、新事業の和太鼓スクールHibikusを横浜に開校。

 

 エントランス.jpg



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「響く」と私たちを意味する英語「us」を組み合わせたヒビカスの言葉の通り、太鼓を通じて一つのコミュニティが出来つつあり、今年はヒビカスを通して何をしようかとワクワクしております。

またお神輿では日本橋室町に再建された福徳神社様の宮神輿製作を手がけさせて頂きました。芽吹き稲荷という別名と日本橋の再生を掛け、芽吹きの色を飾り紐にしたり、宮神輿として、また日本橋という由緒ある土地としてそれに見合う品格を備えるように、構想から完成まで精一杯の力を傾けた力作となりました。

 

 

 

 fukutoku.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれもお客様と社員とが、本当にワクワクを共有してくれた事が成功の鍵になったと感じております。祭と伝統芸能は、人々の情熱に支えられているのだと改めて実感する一年でした。


ちょうど昨年より、社外報みやもとだよりを隔月発行したり祭衣装スタイルブックで祭りの着こなしを紹介したりと、皆様と共に祭りと伝統芸能を楽しんでいくための活動にも力を入れ始めた訳ですが、今年は更にそのワクワクを私共の製品にも生かしていきたいと考えております。

そんな2015年最初の目玉はオンラインショップのリニューアルです。(新しいオンラインショップはこちらから)長年古いシステムでご面倒をおかけして参りましたが、新しいオンラインショップでは使い勝手や商品数などに力を入れ、お客様にお買い物を楽しんで頂けるように努力致しました。まだまだ足らない所もあるとは存知ますが、もっとこうして欲しいというご意見などございましたら、是非お知らせ下さい。

本年も宮本卯之助商店を宜しくお願い致します。

 

2014年9月17日
Hibikus Yokohamaが目指すもの

和太鼓スクール、ヒビカス横浜もオープンから4ヶ月。お陰様で大勢の皆さんが通って下さっています。

 

 

logo.png

 

 

ヒビカスは、「響く」と英語で私達を意味する「us」からとった造語。私達が響く、私達に響く、横浜を響かす、とそんな気分のネーミング。太鼓を通じて皆が幸せになりますようにと願いを込めた。

その名に恥じぬように、講師陣、スタッフともに心がけるのは、弊社の社是の精神に適う施設にすること。

講師陣の要には元鼓童研修所所長も勤められた近藤克次さんを迎え、その他にも様々なバックグラウンドの講師陣が集まってくれました。和太鼓界では未だに誰が正しくて誰が間違っているという話を耳にするが、ヒビカスは和太鼓についてフェアなスタンスを守りたい。和太鼓が可能性のある楽器なら、様々なアプローチがあってしかるべき。否定よりも多様性を尊重したい。そんな私の我が侭に付き合って下さる素敵な先生達です。

日本文化というと、とたんに正統性を気にしてしまう人もいますが、和太鼓はそんな高尚なものとして考えるよりも、打って楽しい祭の気分が先で良し。まずは一人でも多くの皆様に楽しんで頂く事でその先がある。信頼出来る講師陣と話合いながら中身を作る事で、お客様には宮本として恥ずかしくない品質を届けるのはこちらの仕事。

和太鼓の魅力が楽しさである一方、他方では芸能としての質の追求も不可欠。芸能として若い和太鼓は今のレベルで留まってはいけない。目指すべき高みを作ることも、この芸能の未来に必要だと思う。まずは楽しさを味わって頂いてから、その先へという方々にもきちんと道をご用意していきたい。

和太鼓に触れる人が増え、和太鼓の公演に行く人が増え、道を極めんとする人も増え、いつか傑出した才能が出たりして!?和太鼓に関わる全ての人が行き交い、和太鼓が発展する一つの「場」となれば幸いです。

そんな想いが沢山詰まったヒビカス。その名のとおり皆さんの心に響く場所でありたい。和太鼓を通じて心が通い合う。それを一番に味わって欲しい。

駆け出しヒビカスの目指す先はまだまだ遠い。

面白そうだなっと思った方、一緒に太鼓を響かせましょう!

ヒビカス横浜HP

http://www.hibikus.com/

2014年3月24日
みやもとだより

あっという間に桜の開花情報を気にするような季節になりましたが、

皆様如何お過ごしでしょうか?

 

今日は間もなく第二号が発刊する社外報「みやもとだより」のご紹介。

 


miyamotodayori2.JPG

 

 

実は弊社では一昨年から「みやもと新聞」という社内報が発行されてきました。営業、製造、スタジオ、太皷館と種類の異なる仕事をしていると、近いようでいて意外とお互いの仕事の内容や考えている事がわからないものです。


内容は仕事の事から、たわいもない事まで、とにかく一緒に働いているあの人この人がどんな事を考えているのか?どんな想いで仕事をしているのか、少しでも分かり合える事、そして祭りと伝統芸能の保存と発展のために、皆それぞれの立場で頑張っているんだと感じられる事が目的。

 

当初は正直どうなることやらと思いましたが、年月を重ねて意外と楽しい新聞になってきました。今では次号は誰が記事を書くのかと、密かな楽しみです。

 

そんな紙面を見ながら、「これだけ面白くなってきたから社外にも何か情報お届けできないか?」と思い立ち、「みやもとだより」発刊と相成りました。

 

「みやもとだより」では、宮本だからこそご紹介できる祭りや伝統芸能の姿を、写真と記事を織り交ぜてご紹介していくつもりです。祭の気分や伝統芸能の美しさを少しでも感じて頂ければ幸いです。

  

因に、ブログで書いておきながら何ですが、「みやもとだより」は紙媒体のみでして、各店舗にてお配りしております。便利にネットで全部見られるのも良いのですが、不便もまた良いところもあるもので、ちょっと桜見物がてら浅草まで足を伸ばして頂ければ幸いです。

 

*「みやもとだより」は隔月発行の予定で、次回の発行は3月31日(月)の予定です。お問い合わせは弊社企画広報室までどうぞ。

 

 

 


2014年1月 7日
初春。「一段上の仕事」へ。

あけましておめでとうございます。

旧年中はお客様、関係各位には大変お世話になりました。

本年も宮本卯之助商店を宜しくお願い申し上げます。


nengajyo2014.jpg



さて昨年は弊社としても社史に残る仕事が続いた一年でした。

まずは上半期、二つの大太鼓が洋の東西で舞台の杮落しを飾りました。


歌舞伎座再開場に謹製した3尺大太鼓が一番太鼓で舞台の幕開けを飾り、

海の向こう米国では名門スタンフォード大学様にお納めした大太鼓が

新しいコンサートホールの杮落しにデビューしました。


stanford.jpg

上)スタンフォード大学の紋章を彫り込んだ大太鼓


下半期に入り、

9月には室町期の作と言われる鶴岡八幡宮様お神輿三基の修復を終え、無事にお納めすることができました。文化財修復と実用を兼ねた難しいお仕事でしたが、入念な打ち合わせのもと、古色を失わない仕上げを施して、見事に例大祭にて渡御されました。


tsurugaoka2.jpg

上)鶴岡八幡宮様お神輿お納めの日、拝殿前にて。


また東京では赤坂氷川神社様の江戸時代の恵比寿山車の復元製作も無事お納め。


赤坂氷川神社様は、個人的にも思い入れのとても深いお客様でもあり、 恵比寿山車の製作については製造本部長の浅野以下、心を入れてお仕事をさせて頂きました。


akasaka1.jpg

上)江戸時代から残る部材をもとに再現された恵比寿山車


一方、和太鼓では9月末に国立劇場「日本の太鼓」制作協力とCrossover Taiko Liveの開催。長年応援してきたアメリカの太鼓奏者であるKenny Endoさんと、その教え子でもあるShoji Kamedaさん率いるOn Ensembleが、太鼓集団天邪鬼と協力して一つの舞台を作り上げました。アメリカの太鼓もその創生から半世紀を経て、技術的にも非常に高い奏者が輩出されるようになりました。今後も日米の太鼓の架け橋となっていきたいと思います。


nihonnotaiko.JPGcrossover.JPG


そして年の瀬、個人的にも師と慕う先生や友人の多い奈良でお仕事をすることができました。それも、神武天皇をお奉りする橿原神宮様に3尺6寸大太鼓をお納めさせて頂くというとても名誉なお仕事でした。

 

 

kashiharajingu.jpg

上)橿原神宮様にお納めした大太鼓


個人的には結婚という人生の節目もあり、とにかく走り抜けた反面、公私ともに至らなかった事も多々有り、多くの方に情状酌量して頂いた一年でもありました。


新しい年を迎え、至らなかった点を振り返り、今年は会社としても個人としても「一段上の仕事」をテーマに取り組んでいきたいと思います。


どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。


宮本芳彦


2013年1月 7日
原点を超えて、日本の祭と伝統芸能の未来を創る。

皆様明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

個人的にはとにかく動き続けた一年でしたが、

他方でブログの更新が滞り申し訳ありませんでした。

今年はもう少し更新頻度を高くしていきたいと思います。

 

 

nengajyo.jpg

 

 

さて、今年は勝手に「再生の年」だと思っています。

20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮と60年に一度の出雲大社の大遷宮が重なる年、

そして新しくなった歌舞伎座も4月に開場を迎える年、

能楽界では観阿弥、世阿弥の誕生680年と650年を迎える年という、

非常に大きな節目の年になります。

 

弊社では2年前にテーマとして「驚きと感動」を掲げ、

震災の影響もあり、昨年も継続テーマとしてきました。

私達は単にモノを作ってモノを売っているのではない。

太鼓や神輿を通して生み出される「驚きと感動」までを提供していかなくてはなりません。

そこで、なるべく多くの社員が

祭の現場や劇場で自分たちの作った太鼓や神輿が活躍するのをその目で見て、

その興奮、熱狂、熱意、汗、涙、そうした一切合切を身体で感じるという事に取り組みました。

その結果、多くのお客様のお心遣いにも助けて頂いて、

少しずつですが、一人一人が宮本卯之助商店という場を生かして、

一人一人の考える「祭と伝統芸能のために出来る事」に取り組むようになってきました。

まだその端緒に着いたに過ぎませんが、私には何よりの嬉しい事でした。

 

しかし他方で、

「今の自分達では圧倒的に力が足らない。もっと学びが必要だ。」

そういう気持ちも強くなりました。

昔の職人達は良く「原点にかえれ」と言っていました。

会社の若返りが進む中、原点にかえって学び直す必要を感じます。

しかしまた、この激動の時代は頑なに「伝統」を守るだけでは許してくれません。

原点にかえって学び直す一方で、原点を超えて更に強く再生しなくてはいけません。

 

そもそも「伝統」という言葉は明治になって「tradition」の訳語として定着したそうです。

お祭も明治半ばまでは江戸の祭は山車のお祭が中心でした。

能楽堂が屋内に入ったのも明治の事です。

つまり私達が永遠に変わっていないと思い込んでいる「伝統」も、

ずっと変化をしてきている訳です。

 

ですから「原点」を学ぶにあたっては、

批判的検証をしなくてはいけないと思います。

そうして私達の「原点」のエッセンスを確実に学び、

それを超えていかなくてはいけません。

 

今年の年賀状には、図々しくも世界地図を描きました。

日本の祭と伝統芸能を未来に向けて、世界に向けて創っていく。

その先頭に立てるような会社になりたい。

今年も一年、祭と伝統芸能のために全社一丸となって精進致します。

どうぞ皆さんご愛顧と叱咤激励を宜しくお願い申し上げます。

 

宮本芳彦

 

2012年10月20日
KRUG社訪問

少し前の事ですが、9月終わりにフランスのシャンパンメーカーの中でもその品質で名高いKRUG(クリュッグ)社にお招き頂きました。そもそものご縁は、ご当主であるオリヴィエ・クリュッグ氏が弊社を見学にいらっしゃった折にKRUGと宮本のモノ作りの姿勢について共通する部分があると、大変光栄なお言葉を頂き、お互いの考え方について大いに盛り上がった事に遡ります。オリヴィエ・クリュッグ氏は若い頃に日本に住んでいた経験もあり、日本語もお話になる親日派で、逆に私の父、当代の宮本卯之助はフランス語を話す大の新仏派という所にも不思議な共通点がありました。

 

 

maison.JPG

 

 

さて、今回の訪問は私を含め、日本から何名かのゲストを同時に招き、工場や畑を廻りながらメゾンの哲学を体感するというものでした。果たして実際に訪れてみると東京から遥か彼方のランスの地にかくも日本人の共感できるモノ作りがあるものかと素直に嬉しくなりました。

 

 

underground.JPG

 

 

KRUG社のモノ作りは、一言でいえば徹底的に手間ひまをかけるということに尽きるかもしれません。その突き詰め方は、日本の職人のそれととても似ていると感じました。時間をかける、ということは今の時代にはとても難しい事です。それでもこのメゾンの畑で、工場で、セラーで、静かにじっと「時間」という贅沢が掛けられています。

 

 

taru.JPG

 

 

シャンパンというのは、毎年の葡萄の出来によって品質が大きく左右されてしまうそうです。しかしKRUGの創業者は毎年高い品質のシャンパンをお客様に届けたいと考え、異なるワインをブレンドする製法でグラン・キュベというKRUGのシャンパンを生み出しました。これを実現するには、異なる葡萄品種、年、果ては畑の区画までを管理して様々なワインを作り、それらを貯蔵し、更に醸造家とご当主自らが数百回のテイスティングをしてKRUGの味を守り続けているそうです。このテイスティングの後ワインがシャンパンになるまでに更に何年という時間が必要だそうです。

 

 

olivie.jpg
丁寧に、そしてウィットに富む説明をされるオリヴィエ氏

 

 

太鼓でも、原木の状態から実際に太鼓になるまでには何年もの時間がかかり、いつもお客様のご要望に応えるために「余分な」在庫を「必要な」在庫として持っておく必要もあります。そうした自社の事を振り返っても、KRUG社の徹底した姿勢には学ぶ所がとても多く、また勇気づけられました。

 

 

KRUG.JPG

 

 

今回の訪問で最も刺激になった事。それは彼らの「おもてなし」の姿勢です。とにかく社内どこに行っても全てのスタッフの方々がとてもアットホームに温かく迎えてくれます。テーマパークでもない、工場施設の中までというのは、これは本当にすごい事だと思います。"Pleasure beyond perfection"とは彼らの大切にしている言葉の一つ。日本語でいえば「完成のその先にある歓び」でしょうか。つまりKRUGとはただの製品ではなく、それを楽しむ人々の悦びであり、そこに生まれる人々のつながりであり、そうした幸せな経験であるという事。

 

 

glass.JPG

 

奥のグラスはYOSHIHIKO MIYAMOTOと名前入りの頂き物。感動です。

 

私はこの言葉が大好きです。奇しくも宮本の今年のテーマは「お客様に驚きと感動をお届けし、共有することで、日本の祭りと伝統芸能の活性化を目指す」です。つまり、我々はただ太鼓や神輿を作っているのではない、お客様がそれらを使って祭りや演奏をした時の感動、興奮、歓喜、そうしたエネルギーを生み出す源を届ける存在でありたいという意味です。単に物を作るだけでなく、その世界観をお届けするために、モノ作りから一歩進んだサービスの提供までを考える、そうした点でもKRUGには特別なご縁を感じずにはいられません。

 

KURGについて、詳しくそして正確には

http://www.krug.com/en/intro

 

大好きな会社がフランスにできました。

クリュッグ万歳。

 

2012年7月24日
西浅草店及び太皷館の通常営業再開にあたり

涼しかった週末が過ぎ、いよいよ夏が到来といった今週、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今朝8時より浅草神社ご神職による清祓えの儀を執り行い、

弊社西浅草店と同4階太皷館の通常営業を再開致しました。

 

去る2012年3月11日に太皷館事務所より発生致しました火災により、

お客様、近隣の皆様、関係各位には大変ご心配ご迷惑をおかけ致しました事を改めてお詫び申し上げます。

そして皆様の多大なるご支援を賜り、本日を迎える事ができました事を厚く御礼申し上げます。

今後は再発防止に努めるとともに、

今一度気を引き締めて社業に励んで参りたいと思います。

 

復旧に至る過程では、全社員が献身的に作業にあたってくれました。

一人一人の社員の頑張りに感謝したいと思います。

しかしそれはあくまで社内の事であり、

会社として私達が社外の皆様にご迷惑をおかけした事には何ら変わりがありません。

そして本日よりやっと「通常」に戻るだけの事なのです。

 

通常営業再開のご案内以来、多くの方々からお祝いのお言葉やお花を頂戴しておりますが、

私たちはご心配ご迷惑をお掛けした身であり、

皆様のお心遣いに恐縮し、かえって申し訳ない気持ちでおります。

お蔭さまで建物はきれいに復旧することができました。

あとは私たちスタッフ一人一人が新たな気持ちで社業に励み、

今まで皆様にご迷惑をお掛けした分をお返ししていくしかありません。

 

実はそうこうしている間にもお客様からお叱りを受けてしまった案件があったり、

気遣いの足らない場面があります。

このようにまだまだ未熟な会社ですが、

皆様の叱咤激励にお応えし、恩返しができるように精進して参りたいと思います。

今後ともご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役社長

宮本芳彦

 

4thfloor.jpg

*復旧した太皷館エントランス



2ndfloor.jpg

*営業再開した店舗2Fの太鼓と神輿コーナー

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8
宮本の技
無料相談受付中!  太鼓・神輿・祭り用品等の ご相談はこちら
イベント開催のご案内
太鼓・和太鼓の製造・製作・修理 販売・レンタル・張替えの事ならお任せください。
株式会社 宮本卯之助商店
営業部・西浅草店
東京都台東区西浅草2-1-1
0120−354041(みこしわっしょい)
TEL : 03-3844-2141
FAX : 03-3842-6730
twitter
facebook
ページの先頭へ